かるたトマホークのブログ

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先日ローマ教皇が来日されていましたね。

この時点で先に私は宣言しておきますが、私はキリスト教徒ではありません。キリスト教どころか、古くからある宗教の何も信仰していません。日本のならわしとして、祖先をお祀りするという意味では仏教よりかもしれませんが、少なくとも熱心な仏教徒というわけでもありません。お盆、お彼岸くらいのにわかです。

もちろん新興宗教なんてものも、しつこい勧誘のおかげで毛嫌いしている部類です。先日もよそでやれと勧誘を追い払いました。


で、今回来日された際、難民を受け入れてほしいと言われ、そのことに関して批判的である方がそこそこいらっしゃるような話を伺いましたので、少しばかり、私の感じたことを記しておこうかと思います。


噛み砕いて言いますと、ローマ教皇とはキリスト教の現代のボスという認識でしょう。
それで、今回の難民を受け入れて発言をされた場所はどこでしょうか?
東京カテドラル大聖堂です。
大聖堂なのです。つまりは教会です。
そして招待されたのが難民経験のある信徒、難民申請中の青年、そして青年900名ほどとネット新聞から私が把握した内容です。

そうですね、難民を受け入れている数が少ないのは日本かもしれませんね。うーん、でもそれは島国であり、人口密集率が日本中でばらばらなこと、明らかに受け入れても一時的に匿うような施設がかなり少ない日本では難しいというのが実情ではないでしょうか。

ですが、この教皇の難民を受け入れてほしいという発言は、国際的な話なのでしょうか?いわゆる政治的な発言なのでしょうか?
私にはそうは全く感じられません。
もう一度申し上げますが、私は宗教の類いに一切興味がありません。むしろ関わられたくないくらいですので、今回の発言も興味のないことでした。

ですが、いわゆるSNSや動画配信サイトなどでの発言があまりにも、教皇の発言の否定が多々見受けられたので、思うことを書かせていただきます。

まず、この発言があったのは、キリスト教のでっかい教会ですね。そしてそこにいたのは10代から30代の招待者と、難民問題の当事者4名と、マスメディアだと認識しています。

そしてこの教会の中での発言は誰に対してのものでしょうか?
私には招待された熱心な10代から30代のキリスト教信者に向けてだと感じます。
そして、その方たちに対して、難民として扱われない人たちもいるのだよと現実を伝えたかったのではないでしょうか?
もちろん、キリスト教の教皇として、困っている人がいれば助けてあげてください、それがキリスト教の教えです。と、それだけのことが言いたかっただけなのではないでしょうか?

えーっと、それは宗教活動としておかしいのでしょうかね?

よくも悪くも、宗教とはそういうものなのではないでしょうかね。トップの人間が信者に対して教えを説くのは一般的な宗教ではないかと私は感じています。

今回話をややこしくさせている原因…いえ、現代の病は切り取った報道しかできないマスメディア、そしてそれを鵜呑みにして、概要だけで判断し発信してしまう影響力のある存在、そしてそれを丸のみにして自分の考えにしてしまう何も考えられなくなっている現代人のSNSへの垂れ流しだと私は感じています。

怖いですね、感じられなくて、考えられないって。

そんなみなさんに私からのアドバイス、いえ、お願いかもしれません。
11月29日劇場版ガンダムGのレコンギスタ上映開始です。三度ほどご覧になっていただければ、感じること、考えること、宗教の影響力といったものを学べるかと思います。

是非三度足を運んでくださいね。無理でしたら、せめて一度だけ。
残りの二回はバンダイチャンネルで有料配信がありますので、そちらで見ましょう。

なぜ三度なのかをご説明しておきます。

まず、初回、話の流れを把握してください。
そして、二回目…の前に一度このストーリーのバックボーンについて勉強しましょう。それから二回目を見ましょう。
うんうん、話はわかったから三回目、ちょっとその前に、あれ?なんだかよくわからないや…でも何か気になる言い回しが…あれ?それに気付いたら駆け足で三回目を見て富野節を耳にやきつけてください。

これでは私はGレコ信者かもしれませんね、でも違うと思います。
おそらく私は富野監督作品の信者なのでしょう。


スコーーード!

みんな仲良く本質を探せば、きっと素敵になれるのではないかと思います。