少し古いニュースですが、「粘菌が迷路を解く」という発見がイグノーベル賞をとりました。

そのニュースについて「脇見運転さん」が以下のように書かれていました。
脇見運転

これを役に立たないばかばかしい研究として笑うのは簡単です。
が、コンピューティングの問題としては注目すべき点があります。というのは、アルゴリズムを別問題に変換したうまい例だからです。

中略

この研究は、生きた生物に、それも単一個体*4の性質に計算をマップした点で、もっと評価されるべきです。


なるほど。
確かに「迷路を解く」というアルゴリズムを発見したという意味では、すばらしいかも知れない。
記事の中では、脇見運転さんがその他いろいろなアルゴリズムとの比較をなさっていました。

ところで、「迷路」を一般の n 次元に拡張したらどうなるのだろう?

寡聞にして、私は n 次元の迷路を解くアルゴリズムについて知らない(考えたことが無い)のですが、この方法なら何次元の迷路でも解く事が出来るのではないでしょうか?
直感的には、次元が高くなっても、このアルゴリズムでは必要な時間もメモリも、あまり多くならない気がします。

数年後には、この発見の評価が変わっているかも。。
表題のとおり、世界最大の素数が発見されたとのこと。

YAHOO NEWS Sun Sep 28

UCLA の数学者達が 1300万桁の素数を発見、$100,000 ドルの賞金を獲得した

このグループが発見したのは、46 番目の "Mersenne 素数" 75 台の
Windows XP をネットワークでつないで計算した。
この結果は、別のコンピュータシステム、別のアルゴリズムを用いて検証し、
正しいことが判明した。

<中略>

"Mersenne 素数" とは、"(2 の P 乗) -1" (P は素数) で表記される素数のことで、
今回の場合、P は 43,112,609 にあたる。

<後略>



電卓で計算したところ、(2 の 43,112,609 乗) って、10 進法では 1297万8189 桁の模様。
(↑電卓なので、誤差があるかもしれない。)
もはや、桁数が四捨五入されるレベル。

悠長に普通の割り算を行っていたわけは無いと思うけれども。。。
一体、どんなアルゴリズム使ったのか、少し気になります。

自分だったらどうするか、5分間考えてみました。
・"ユークリッドの互除法" を拡張してビット演算を行う
・"合同式" を用いてビット演算を行う


また、記事中にある以下の文言がかなり気になります。

> この結果は、別のコンピュータシステム、別のアルゴリズムを用いて検証し、
> 正しいことが判明した。

「賞金を獲得した」というわりに、簡単に検証できたのだろうか?
それとも、賞金獲得時には、時間制限とか有ったのだろうか?