が嫌いで仕方なかった。

クラスのルールでえんぴつしか使ってはいけなかったけど、休み時間に削るのが面倒だったし、少し背伸びをしたくてシャーペンを使っていた。

担任の先生にそのことを怒られて

「なんでシャーペンを使っちゃダメなんですか」

と聞いたら先生は

「楽をすると人間はダメになる」

と言ってきたので小生意気に

「じゃあ先生が車を使うのは楽じゃないんですか?ダメになってるんですか?」

と返したら

「子供が屁理屈を言うな」

と一蹴されてしまった。


なぜだか未だに思い出す。あの時先生がちゃんと向き合って話し合ってくれたら、もうちょっと性格が前向きになっていたのかもしれない。


そんなことを考えてたら夜明けが近い。

あの時先生がちゃんと話し合ってくれたら、寝不足にはならなかったのかもしれない。

早く寝ないと。