「友達って、入れ換えのように変わる時ってあるのですか?」
先日、後輩がラインで訊いてきた。
何かあったらしい。
海月にはあった。
人生のなかで何度か、付き合う友達が仲間が、ガラっと変わる時があった。
それは自分の環境が変わる時、多分、ステージが変わる時なのだと思う。
でも、変わらず側に居てくれる友人はいてくれるのだ。
そしてそれが、心友、なのだと思う
CC(ベッド・ミドラー)とヒラリー(バーバラ・ハーシー)の出会いは、二人が子供の頃。
場所はアトランティックシティの海岸。
迷子になったヒラリーにCCが声をかけたのがきっかけ。
お金持ちの令嬢ヒラリーと、舞台女優を目指しオーディション巡りのおませなCC。
何もかも違う二人だったが、すぐに仲良しになった。
それから二人の文通は大人になっても続いていた。
ヒラリーの人生は順調で弁護士になっていた。だが、毎日、息苦しさを感じてもいた。
一方CCは子供の頃からの夢を追いながらも、挫折の日々をおくっていた。
そんなCCの元へ、突然ヒラリーが訪ねてくる。
息苦しさから、家を飛び出して来たのだった。
子供の頃以来の二人の再会。
その後CCは演出家に認められ、有名になっていく。CCは彼を愛していたが、彼が選んだのはヒラリーだった。
彼と恋人関係になったヒラリーに、裏切られた想いのCC。
結局、二人は喧嘩別れしてしまう。
その後、ヒラリーは家が衰退し、気の進まぬ結婚をし身ごもる
そしてヒラリーはCCを羨む。
CCは舞台の有名な女優になっていた。
そして喧嘩別れを悔いたヒラリーは、CCに詫びることによって、二人の友情は復活する。
ヒラリーは無事に娘を出産し、仕事にも復帰する。そしてCCに過去を詫び、輝いているCCを羨んでいたことを正直にはなすのだった。
長きにわたり、互いの人生を生きながら、時にぶつかりあいながらも、CCとヒラリーは永遠の心友になった…そのはずだった…
しかしヒラリーの身に悲劇が襲う。
ヒラリーを献身的に支えるCC…そして二人の友情の行方は…
泣ける映画です。
ネタバレできないので、毎回、ラストを書けないのがもどかしいところ。
泣けるけど、最後に希望の灯りが輝きます。
女友達は宝物です。
海月はどれだけ女友達に支えられてきたか知れません。
旧友も新しい友も、リアルでもアメブロでも、出会った女友達は宝物です!
そして海月も彼女達から「宝物」と言ってもらえる者で在りたいものです。
「フォーエバー・ブレンズ」秋の夜長に、ぜひ!
Have fun
海月