*横浜の妹が電話を掛けてきた。
あら!電話を掛けられたんだ。
興奮して話す妹の話を聞いていた。
自分の尿とれパットと紙パンツを
汚れたズボンと一緒に洗濯したら
洗濯機の中が
ものすごいことになったらしい。
夫にすごい剣幕で怒られたと言う。
そりゃそうだろうなと思いつつ、
汚れものを洗濯しようとした妹の
気持ちがあわれに思えた。
隠したかったんだろう。
「尿とれパットと紙パンツは
洗えないからゴミ箱に入れようね」
「そうかあ~知らなかった」
「姉ちゃんと話したかった。
デパートで買い物がしたいから
連れて行ってね」
「今度来たら連れていくよ」
日にちが解らなくなった妹
その日が明日だと思い
姪にすぐ切符を買ってと
せがんだようだ。
周囲を巻き込む病が認知症
「愛が試される」耳元で聴こえた言葉
そして、母の認知症を知った。
そんなとき母の夢をみた。
綺麗な湖の上に大きな透明な玉
その中で静かに座している母がいた。
崇高な母の魂を見た。
今二人の妹たちの病を知って
母の魂を思い出している。
怒られた叱られたという感情だけが
インプットされる病
介護する大変さは
手に取るように分かる
扱う人の労りや優しさという感情が
届けられたらいいね。
・・・愛が試されている。

