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小豆島バス(土庄町)が来年3月で小豆島唯一の路線バス事業から撤退するのを受け、住民や企業が株主となる新会社「小豆島オリーブバス株式会社」の創立総会が7日、同町役場で開かれた。

設立時代表取締役に同町自治会連絡協議会の谷久泰司会長が選任され、12日に法人登記をすることなどを決めた。

 総会には19人が出席。資本金2000万円は、土庄、小豆島両町自治会から1世帯あたり300円で計400万円を集め、発起人13人が出した1120万円、島内企業などからの480万円で賄った。

今後、両町も500万円ずつ出資するとしており、同社は増資を予定している。

 小豆島バスから、11路線のうち観光地などを巡る3路線を除いた8路線を引き継ぎ、バス26台を無償で譲り受けて、来年4月の運行開始を計画。

料金は当面、現行を維持し、運転手も希望者は受け入れ、船の発着に合わせたダイヤ設定を進めるなどの方針が示された。

(2009年11月8日 読売新聞)