http://www.asyura2.com/09/asia13/msg/471.html
【フアヒン時事】
日本とタイ、ベトナムなどメコン川流域５カ国による「日・メコン経済相会議」が２４日、東南アジア諸国連合（ＡＳＥＡＮ）首脳会議が開催中のフアヒンで開かれた。
直嶋正行経済産業相は会合で、メコン地域の経済発展に向け、物流システム効率化など５項目の政策を盛り込んだ「日メコン経済産業協力イニシアチブ」を提案。
各国はこれらの実施に合意した。
日・メコン５カ国経済相は、１１月６～７日に東京で開催する初の首脳会議に今回の合意内容を報告する。
合意したのは、
▽道路、港湾、送電線などの整備
▽通関手続きの簡素化▽中小企業育成策の推進▽医療・教育などサービス面や新産業の育成▽政府と企業ニーズを仲介する「日メコン官民対話」の創設－の５項目。
メコン地域では、ホーチミン－プノンペン－バンコクを結ぶ「南部経済回廊」や、ベトナム中部からラオス、タイ、ミャンマーへ抜ける「東西経済回廊」などの陸路を整備中で、域内生産・流通ネットワークの効率化を目指している。
日メコン官民対話では、こうしたプロジェクトの優先順位を決め、実現に向けた具体策をまとめていく計画だ。（2009/10/24-21:46）
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