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任期満了に伴う兵庫県知事選は5日投開票され、無所属で現職の井戸敏三氏（63）＝自民、公明、社民推薦＝が、無所属新人の団体職員、田中耕太郎氏（60）＝共産推薦＝を破り3選を確実にした。投票率は過去最低の前回を2．69ポイント上回る36．02％だった。
井戸氏は、民主党県連も推薦し、与野党相乗りで選挙戦を展開。2期8年間の実績と、新型インフルエンザや今後の大災害に備えた危機管理、行財政改革などを訴え、地元経済界や主要労組などから幅広い支持を受けた。
田中氏は「大企業奉仕」「県民いじめ」と井戸県政を批判し、医療や福祉の充実を主張したが、及ばなかった。