http://www.asyura2.com/09/senkyo66/msg/840.html


元民主党所属海野徹氏の出馬は民主党川勝陣営にとってマイナス要件だったが、民主党議員総動員で戦った知事選で勝利すれば、今メディアジャックしている橋下&東国原が自民党へ合流したとした大勢に影響はない!


静岡県知事選(7月5日投開票)で中日新聞東海本社は28日、県内の有権者を対象に26、27日に実施した世論調査の結果をまとめた。


本社取材を加味した中盤情勢は、


無所属の前静岡文化芸術大学長川勝平太氏(60)=民主、社民、国民新推薦=


と同じく無所属の前自民党参院議員坂本由紀子氏(60)=自民、公明推薦=が激しく競り合う。


これを無所属の元民主党参院議員海野徹氏(60)が追い、共産公認の党県委員会常任委員平野定義氏(59)は伸び悩んでいる。


 自民勢と民主勢が激突するとともに、両党以外の“選択肢”も示された今回の知事選は、次期衆院選の「前哨戦」として注目される。


調査では3分の1超が投票する候補を決めかねており、各陣営はこうした有権者の取り込みにしのぎを削る。


 川勝氏は民主支持層の7割近くを固め、支持政党なし層でも他候補を上回る4割近い支持。


出馬表明が告示の2週間ほど前と遅かったものの急速に浸透した。


年代別では20~60代で、地域別では西部で支持を広げ、東部でも健闘する。


 坂本氏は自民支持層の6割近くを、公明支持層では7割以上を固め、支持政党なし層からも3割近い支持を集める。


30代や70代の支持、東部地域の支持が手厚いが、西部でも支持を伸ばしている。


 海野氏は自民、民主の支持層や支持政党なし層などから幅広く支持を集め、年代別でも40~50代を中心に一定の支持。地域別では中部地域を核に支持を固めている。


 平野氏は共産支持層の4割以上を固めるものの、支持政党なし層などへの浸透で苦戦。


出馬表明が告示の1週間前と出遅れた影響もありそう。


年代別では20代、地域別では西部で支持が多めだ。


 一方、投票に「行く」と答えた人と「たぶん行く」と答えた人の合計は92・6%に達し、16年ぶりに新人同士の戦いとなった今回の知事選への関心の高さを示した。


 投票で重視する点は「公約や政策」が51・6%でトップとなり、2位の「人柄やイメージ」には約2倍の大差。


「政党や団体の支持・推薦」は14・3%にとどまった。


 ▽世論調査の方法 26日朝から27日夜までの2日間、コンピューターで無作為に発生させた番号に電話をかけるRDD(ランダム・デジット・ダイヤリング)方式で実施した。


実際に有権者がいる世帯にかかったのは1913件、うち1264人から回答を得た。