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任期満了に伴う奈良市長選が5日告示され、NPO法人常務理事の仲川元庸氏(33)=民主推薦▽前衆院議員で元市長の鍵田忠兵衛氏(51)=自民、公明推薦▽前奈良市議の小林照代(69)=共産推薦=の3人が、いずれも無所属で立候補を届け出た。12日に投開票される。

 前回市長選で主要政党党相乗りで鍵田氏を破った現職の藤原昭市長(65)が今年3月に不出馬を表明。昨年9月に行われた自民奈良1区の候補者調整の末に市長に再び意欲を見せていた鍵田氏が4月に立候補を表明し、5月に衆院議員を辞職。これに対抗して仲川、小林両氏がそれぞれ立候補を表明。次期衆院選の奈良1区で予想される構図と同じ自民・公明、民主、共産の三つどもえとなった。

 市債発行残高が約3千億円にのぼる危機的な市の財政状況改善に向けた行財政改革の具体策や、平成22年に行われる平城遷都1300年記念祭をきっかけとしたまちづくりなどへの取り組み方が争点となる。