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ワシントン(CNN) 軍部主導の「クーデター」でセラや大統領が解任された中米のホンジュラス情勢で、米州機構(OAS)は1日、セラヤ氏の3日以内の復職を要求し、実現しない場合、同国のOASでの資格を停止する、とする決議を採択した。

クーデターを非難し、民主主義と法の支配の回復につながる外交交渉の開始も求めた。

国連総会も30日、セラヤ氏の復権を求める決議を採択している。

一方、暫定大統領に任命されたロベルト・ミチェレッティ元国会議長は30日、セラヤ氏の復職は有り得ないと主張。

同氏が再選を狙う憲法改正を図るため国民投票を試みたことは憲法違反の犯罪行為と批判した。

同国の司法当局は、セラヤ氏が帰国を強行した場合、逮捕するとも警告している。

セラヤ氏解任で、ホンジュラス国内では支持、反対両派の集会が続く不穏な情勢となっている。

支持派の大手労組は無期限ストに入る見通し。

セラヤ氏は左派系政権を率い、4年間の大統領任期は来年1月に切れる予定だった。