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【ソウル＝尾島島雄】
30日付の韓国紙、東亜日報は、北朝鮮が射程5000キロ以上の「大陸間弾道ミサイル（ＩＣＢＭ）」の発射準備をしていると報じた。
ワシントンの消息筋の話として伝えた。
平壌近郊の兵器研究所でＩＣＢＭを製造、列車で移動する準備に入ったことが偵察衛星によって捕捉されたという。
ＩＣＢＭは核弾頭の搭載が可能な射程が長い長距離弾道ミサイルで、大陸をまたいで相手に打撃を与える兵器。
発射準備の情報が事実だとすれば、北朝鮮が25日に強行した２度目の核実験への非難決議採択を急ぐ国連安全保障理事会をけん制する狙いがありそうだ。
米ＣＮＮテレビも29日朝（日本時間同日夜）、ミサイル発射基地で車両や物資が動いていると伝えていた。 (11:28)