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さいたま市長選は２４日、投開票が行われ、新人の前県議・清水勇人氏（４７）（無）が、３選を目指した現職・相川宗一氏（６６）（無）ら５人を破り、初当選を確実にした。
投票率は４２・７８％（前回３５・５１％）。
県組織レベルで民主が清水氏、自民・公明が相川氏を支援。民主は衆院選の前哨戦と位置づけ、鳩山代表となって初の大型地方選挙として、鳩山代表を始め幹部らが次々と応援入りした。
自民党を離党して出馬した清水氏は、浦和市長を含め５期務めてきた相川氏に対し多選批判を展開し、無党派層も取り込んだ。相川氏は、前自民党衆院議員の中森福代氏（５９）（無）と自民票を分け合ったほか、昨年１１月に胸部大動脈瘤(りゅう)の出血で倒れており、健康不安も影響したとみられる。
現職の落選は、今年４月のミニ統一選でも相次いでいた。
（2009年5月24日21時16分 読売新聞）