神が人間の理想型と考えるから様々な混乱が生じたのだと思います。

神は「存在を有らしめた力」で充分なのではないでしょうか?

自分が生きている事を神に感謝する事で充分でしょう。

自分が何をしようが神に罰せられる事はない。

罰するのは人間である。

この世に起こる事は人間によるものと自然によるものがあるだけで神が起こす事は何もないと考えた方がいいでしょう。

起こった事に神の意図は働いていないという事です。

起こった事に神の意図を考える事からあらゆる過剰な意識が生まれてきたのでしょう。

何故こんな事になってしまったかの説明に神を用いてはなりません。

「全て神の思し召し」ではないです。

神は善悪の彼岸にある「存在を有らしめる力」に過ぎません。

悪も又神が有らしめた存在による行為にあるに過ぎないからです。

神について思い悩むのは時間の無駄であり人間は自分の頭で何をなすべきか考えればいいだけです。

これが神という過剰な意識からの人間の解放です。