宗教が人間支配の道具である事を書いてきましたが、宗教の言説が全て悪というワケではないでしょう。宗教の名で語られてきた道徳的な考えやこの世の成り立ちに関する思索や人間のあり方の分析には学ぶべき点もあると思います。仏教の心理学的な側面は参考になるでしょう。そういう良い点を浮かび上がらせ悪い点を批判するという作業も必要なのかも知れませんね。