前の記事にお産のことも書こうと思いましたが、
長くなりそうだったので別記事にしてみます
40週1日で妊婦健診に行ったのが6月19日。
健診の数日前から前駆かな
っていう張りがあったけど、
内診所見が全く変わらず
卵膜剥離しようとしてくれたけど剥がすところもないと言われ、
さらに血も出ないと言われる始末
このままじゃ生まれなさそうですねとも
そんなことで、誘発の予定を組んで帰宅したわけです。
その日の午後…
出血もしないと言われたものの、
おしるしかねぇって感じのモノが少々出始め、
なんとなく下腹が重苦しい感じが出てきました。
多分夕方くらいからかな、不規則で鈍い痛みのある張りが出てきて、
その頃から、とりあえず陣痛時計というアプリを立ち上げて間隔を見ることに。
でも、その頃はまだ不規則だから、間でうとうと。
15分とかあいていたかなぁ。
松葉杖で健診に行って疲れていたこともあり、
そして、15時位に食べたおやつのシュークリームで
なんだかお腹もいっぱいで夕飯も食べる気にならず、
息子を寝かしつけながら相変わらず陣痛時計でチェック…。
間隔が10分を切ったのは21時以降。
痛みはあるけどそれほど強くないし、
痛いのは下腹部だけで、腹部全体が痛むことはないし…
それまでも前駆陣痛が2時間程度続いていたので、
この時もまずは2時間は様子見をと思って経過を見ていたら、
23時になっても7~10分での張りがあり、痛みも変わらず。
今回はソフロロジーに挑戦することにしていたので、
その間、ずっとソフロロジーのCDをかけて深呼吸。
しかし…だ…
陣痛だ
という決め手がない…
助産師なのに、判断できなかったよ…
しかたがないので、もう少し様子を見ようと。。。
そして0時をまわり
5~7分。
痛みは弱い。
でも、私、松葉杖だしね。
陣痛じゃなかったら、助産師なのに恥ずかしいな…
いやでも、万が一これが前駆だったら…
翌日強化してもらえばいいか…
今から入院しても、もう0時過ぎたから、入院費も1日分変わるしね…
もういいか
とか、いろんなことが頭をぐーるぐる。
一般的には、経産婦さんには、
10~15分毎に陣痛が来たら連絡してね~って指導が多いと思うのだけど、
これ、結構難しいなと思った…
親ももう寝ていたので、とりあえずパジャマから服に着替えて、
持っていくものをまとめて、
それから母を起こして、
病院に電話。
入院していた◯◯ですけれど…。
恥ずかしながら自信がないのだけど、多分陣痛だと思うんですよね…。
今、5~7分おきで。
でも痛みは20~30秒くらいで短いし、
痛むのは下腹部だけだし…
もしかしたら陣痛じゃないかもしれないけど、
電話してみました…
こんな感じで電話して、病院に行くことに。
タクシーで7分位の距離。
息子は寝ているので、1人で行くつもりだったけど、
捻挫して松葉杖だし、母が荷物運びだけは一緒に行くと行ってくれて、
2人でタクシーに乗って出発。
夜間の入り口から入って、病棟に続くエレベーターまで
陣痛の間歇時も、陣痛時もひたすら歩いて
(まだ発作時も松葉杖で歩けるくらいの痛みだったのよね)
6階の病棟へ。
病棟についたら、母にありがとうと伝え、
息子が目を覚ましたら大変だからもう帰っていいよと。
(一応…父も家にいましたが、父は目が見えず、息子の世話はできないもので)
そして、診察してもらったら、
ああ、もう 5-6cm開いているし、(頸管が)ペラペラですよ。
陣痛ですね~
って
ああ、よかった~
って言っちゃった私。
そうして入院しました。
その頃5分間隔くらい。
着替えたり、お熱測ったり、モニターつけたりして、
1時を回ってから夫に電話、母にメール。
でもまだ余裕。
母からは
あまり時間がかからず赤ちゃんが生まれてくれますように祈っています!
と。
母はお産が軽かった人なのです。
あやかりたいわ~って思いながら、
そのメールでうるっとしてました。
ソフロロジーのCDをかけてもらい、
となりのLDRのお部屋から聞こえてくる、
他の産婦さんの苦しそうな声も聞こえるけどそれに邪魔されることなく、
私は私のペースでなるべくゆったり過ごしました。
2時過ぎてからかな、ちょっと痛みが強くなって、間隔も3分ぐらいになって。
様子を見ていたけど、辛くなったのでナースコール。
切迫入院中から結構よく話をしてすごく信頼していた助産師さんが来てくれて、
間歇時は笑いながらはなし、発作時はおしりを押さえてもらってやり過ごすをしばし。
自分の中で2時半を回ってから痛みがきつくなったけど、
まだ発作時にすごくお尻を押されていきみたいとかはなく…。
その時点で子宮口8cm位。
胎胞もあるけどパンパンでもなく。
結果、談笑しながらまたしばし…
3分間隔だったのが一旦5分位間があいてきた陣痛が
うを、これ痛いーーー
って感じで一気に痛みが強くなり、
その結果子宮口ほぼ全開
お産の準備を開始です。
そこからはもう痛みは全然比較にならず、
もう勝手に力が入ってくるし、
初めての側臥位分娩で、
自分がどうしたら良いかちょっと判断できなくて、
足はどうしたらいいのー
とか
痛いー、痛いー
とか叫びだした私。
ソフロロジーの呼吸と思っても、もう自然にいきみが入っちゃうし
それでもなるべく息を吐くことを意識して、
助産師さんの声に耳を傾けて、
息はいてー
とか言われた時は
できないー
とか言いながらも、「ふーーー」って息を吐いてみたり。
そんなのをしていたら
あ、破水した
あ、今頭が挟まってる。
こりゃ発露だな。
あ、今頭が出たぞ。
おおお、肩が出かかってるー
力が入っちゃうー
だめなのに~~~
やった、肩がでたー
うまれたー
そんな感じで、娘が生まれてくる過程を
冷静に感じ取れる自分がいました。
息子の時は、そんなことも感じ取れなかったのに。
娘は心音が下がることもなく、元気に生まれて、
すぐに胸の上に来てくれて、
元気な産声を聞かせてくれました。
夫もいない、母もいない、息子もいない、
立会のない、夜中3時過ぎの出産だったけど、
もう一人の産婦さんも直前に生まれていて処置中だったから、
産科の医師の立会いもなかったけど、
信頼の置ける助産師さんたちがついていてくれて、
一生懸命頑張れたお産、
元気に生まれてきた娘、
幸せな時間でした。
娘は前日の推定体重より1割増しで生まれ、
会陰切開はせず、まぁ少々裂けちゃったので2針縫って頂き、
出血量も400gと、まあ、ひどく多くもなく分娩終了。
胎盤も見せてもらい、
なんと臍帯が卵膜付着ということで驚いて。
(臍帯卵膜付着について知りたい方はこちらを見てね)
いやぁ、なんの異常もなく生まれてきてくれた娘に感謝するばかりでした。
そしてもうひとつ驚いたのは、
私が本当に痛みが辛くなってから産まれるまでは、
およそ10分だったそう
経産ってすごいわ…怖いわ…
さて、私の出産した病院、産後1日目から母子同室。
希望があれば当日からでも同室可というところだったので、
もちろんすぐからの同室を希望してOKをもらっていたのですが…
事態が急変したのは午前9時過ぎ。
トイレにでも行こうかな~って、
入院の荷物の中からナプキンと消毒綿を取ろうと立ち上がって
荷物をガサゴソとあさっていたら…
あ…
やばい…
そう、なにかがゴロンゴロンと出てくる感覚、
それに続いてダーッと出血した感じが
すぐさまナースコール。
ベッドに横になっていてくださいと言われたので、
ベッドに慌てて横になる私
日勤の助産師さんが来てくれて、みてくれたら
コアグラ(血の塊)がごろごろ出ていたようで。
結局この時の出血300g。
休日だったけど、処置のため来ていた医師が診察してくれるというので、
今度は処置室に移動して診察~
子宮頚管が弛緩してそこにコアグラがあるというので掻きだし、
エコーもしてくれました。
その時の出血、さらに300g程。
結局トータル1リットルの出血になっちゃいました
子宮収縮剤の筋肉注射もし、
点滴もし、
内服もし、
その後は落ち着きました。
しかし、私、貧血とは無縁の生活をず~っとしてきたけど、
酷い貧血って辛いね…。
ちょっと動いただけで冷や汗だらだらで、
動悸がして、
なんか目の前真っ白っていうのがよくわかったよ…。
こんな感じなのねって。
それもあって、母子同室は中止。
授乳にだけは連れてきてもらうことにして、1日過ごすことにしました。
でも、息子はもちろん面会に来るわけで、
写真をとったりとかしたんだけど、
息子が帰った後はへろへろでした
そんな私のお産だったけど、
息子の時に辛かったのは、
回旋が悪くてなかなか分娩が進まなくて辛い時に、
助産師さんが全然来てくれなくて、ひとり耐え忍んだこと。
やっと助産師さんがきたら、子宮口全開で胎胞排臨で分娩室に移動、
切開を入れてもらった結果9分で産まれ、
夫も立ち会ったけど、感動って感じでもなかったし、
私もちょっと気持ちがついていかなかったところがあったこと。
今回はそういうネガティブな感情はなく、
助産師さんにケアしてもらえて、
自分も頑張れたし、
娘も元気だったし、
満足なお産でした
長くなりそうだったので別記事にしてみます

40週1日で妊婦健診に行ったのが6月19日。
健診の数日前から前駆かな

内診所見が全く変わらず

卵膜剥離しようとしてくれたけど剥がすところもないと言われ、
さらに血も出ないと言われる始末

このままじゃ生まれなさそうですねとも

そんなことで、誘発の予定を組んで帰宅したわけです。
その日の午後…
出血もしないと言われたものの、
おしるしかねぇって感じのモノが少々出始め、
なんとなく下腹が重苦しい感じが出てきました。
多分夕方くらいからかな、不規則で鈍い痛みのある張りが出てきて、
その頃から、とりあえず陣痛時計というアプリを立ち上げて間隔を見ることに。
でも、その頃はまだ不規則だから、間でうとうと。
15分とかあいていたかなぁ。
松葉杖で健診に行って疲れていたこともあり、
そして、15時位に食べたおやつのシュークリームで
なんだかお腹もいっぱいで夕飯も食べる気にならず、
息子を寝かしつけながら相変わらず陣痛時計でチェック…。
間隔が10分を切ったのは21時以降。
痛みはあるけどそれほど強くないし、
痛いのは下腹部だけで、腹部全体が痛むことはないし…

それまでも前駆陣痛が2時間程度続いていたので、
この時もまずは2時間は様子見をと思って経過を見ていたら、
23時になっても7~10分での張りがあり、痛みも変わらず。
今回はソフロロジーに挑戦することにしていたので、
その間、ずっとソフロロジーのCDをかけて深呼吸。
しかし…だ…
陣痛だ

という決め手がない…

しかたがないので、もう少し様子を見ようと。。。
そして0時をまわり
5~7分。
痛みは弱い。
でも、私、松葉杖だしね。
陣痛じゃなかったら、助産師なのに恥ずかしいな…

いやでも、万が一これが前駆だったら…
翌日強化してもらえばいいか…

今から入院しても、もう0時過ぎたから、入院費も1日分変わるしね…
もういいか

とか、いろんなことが頭をぐーるぐる。
一般的には、経産婦さんには、
10~15分毎に陣痛が来たら連絡してね~って指導が多いと思うのだけど、
これ、結構難しいなと思った…

親ももう寝ていたので、とりあえずパジャマから服に着替えて、
持っていくものをまとめて、
それから母を起こして、
病院に電話。
入院していた◯◯ですけれど…。
恥ずかしながら自信がないのだけど、多分陣痛だと思うんですよね…。
今、5~7分おきで。
でも痛みは20~30秒くらいで短いし、
痛むのは下腹部だけだし…

もしかしたら陣痛じゃないかもしれないけど、
電話してみました…

こんな感じで電話して、病院に行くことに。
タクシーで7分位の距離。
息子は寝ているので、1人で行くつもりだったけど、
捻挫して松葉杖だし、母が荷物運びだけは一緒に行くと行ってくれて、
2人でタクシーに乗って出発。
夜間の入り口から入って、病棟に続くエレベーターまで
陣痛の間歇時も、陣痛時もひたすら歩いて
(まだ発作時も松葉杖で歩けるくらいの痛みだったのよね)
6階の病棟へ。
病棟についたら、母にありがとうと伝え、
息子が目を覚ましたら大変だからもう帰っていいよと。
(一応…父も家にいましたが、父は目が見えず、息子の世話はできないもので)
そして、診察してもらったら、
ああ、もう 5-6cm開いているし、(頸管が)ペラペラですよ。
陣痛ですね~
って

ああ、よかった~
って言っちゃった私。
そうして入院しました。
その頃5分間隔くらい。
着替えたり、お熱測ったり、モニターつけたりして、
1時を回ってから夫に電話、母にメール。
でもまだ余裕。
母からは
あまり時間がかからず赤ちゃんが生まれてくれますように祈っています!
と。
母はお産が軽かった人なのです。
あやかりたいわ~って思いながら、
そのメールでうるっとしてました。
ソフロロジーのCDをかけてもらい、
となりのLDRのお部屋から聞こえてくる、
他の産婦さんの苦しそうな声も聞こえるけどそれに邪魔されることなく、
私は私のペースでなるべくゆったり過ごしました。
2時過ぎてからかな、ちょっと痛みが強くなって、間隔も3分ぐらいになって。
様子を見ていたけど、辛くなったのでナースコール。
切迫入院中から結構よく話をしてすごく信頼していた助産師さんが来てくれて、
間歇時は笑いながらはなし、発作時はおしりを押さえてもらってやり過ごすをしばし。
自分の中で2時半を回ってから痛みがきつくなったけど、
まだ発作時にすごくお尻を押されていきみたいとかはなく…。
その時点で子宮口8cm位。
胎胞もあるけどパンパンでもなく。
結果、談笑しながらまたしばし…
3分間隔だったのが一旦5分位間があいてきた陣痛が
うを、これ痛いーーー
って感じで一気に痛みが強くなり、
その結果子宮口ほぼ全開

お産の準備を開始です。
そこからはもう痛みは全然比較にならず、
もう勝手に力が入ってくるし、
初めての側臥位分娩で、
自分がどうしたら良いかちょっと判断できなくて、
足はどうしたらいいのー
とか
痛いー、痛いー
とか叫びだした私。
ソフロロジーの呼吸と思っても、もう自然にいきみが入っちゃうし

それでもなるべく息を吐くことを意識して、
助産師さんの声に耳を傾けて、
息はいてー
とか言われた時は
できないー
とか言いながらも、「ふーーー」って息を吐いてみたり。
そんなのをしていたら
あ、破水した

あ、今頭が挟まってる。
こりゃ発露だな。
あ、今頭が出たぞ。
おおお、肩が出かかってるー
力が入っちゃうー
だめなのに~~~
やった、肩がでたー
うまれたー
そんな感じで、娘が生まれてくる過程を
冷静に感じ取れる自分がいました。
息子の時は、そんなことも感じ取れなかったのに。
娘は心音が下がることもなく、元気に生まれて、
すぐに胸の上に来てくれて、
元気な産声を聞かせてくれました。
夫もいない、母もいない、息子もいない、
立会のない、夜中3時過ぎの出産だったけど、
もう一人の産婦さんも直前に生まれていて処置中だったから、
産科の医師の立会いもなかったけど、
信頼の置ける助産師さんたちがついていてくれて、
一生懸命頑張れたお産、
元気に生まれてきた娘、
幸せな時間でした。
娘は前日の推定体重より1割増しで生まれ、
会陰切開はせず、まぁ少々裂けちゃったので2針縫って頂き、
出血量も400gと、まあ、ひどく多くもなく分娩終了。
胎盤も見せてもらい、
なんと臍帯が卵膜付着ということで驚いて。
(臍帯卵膜付着について知りたい方はこちらを見てね)
いやぁ、なんの異常もなく生まれてきてくれた娘に感謝するばかりでした。
そしてもうひとつ驚いたのは、
私が本当に痛みが辛くなってから産まれるまでは、
およそ10分だったそう

経産ってすごいわ…怖いわ…

さて、私の出産した病院、産後1日目から母子同室。
希望があれば当日からでも同室可というところだったので、
もちろんすぐからの同室を希望してOKをもらっていたのですが…
事態が急変したのは午前9時過ぎ。
トイレにでも行こうかな~って、
入院の荷物の中からナプキンと消毒綿を取ろうと立ち上がって
荷物をガサゴソとあさっていたら…
あ…
やばい…
そう、なにかがゴロンゴロンと出てくる感覚、
それに続いてダーッと出血した感じが

すぐさまナースコール。
ベッドに横になっていてくださいと言われたので、
ベッドに慌てて横になる私

日勤の助産師さんが来てくれて、みてくれたら
コアグラ(血の塊)がごろごろ出ていたようで。
結局この時の出血300g。
休日だったけど、処置のため来ていた医師が診察してくれるというので、
今度は処置室に移動して診察~
子宮頚管が弛緩してそこにコアグラがあるというので掻きだし、
エコーもしてくれました。
その時の出血、さらに300g程。
結局トータル1リットルの出血になっちゃいました

子宮収縮剤の筋肉注射もし、
点滴もし、
内服もし、
その後は落ち着きました。
しかし、私、貧血とは無縁の生活をず~っとしてきたけど、
酷い貧血って辛いね…。
ちょっと動いただけで冷や汗だらだらで、
動悸がして、
なんか目の前真っ白っていうのがよくわかったよ…。
こんな感じなのねって。
それもあって、母子同室は中止。
授乳にだけは連れてきてもらうことにして、1日過ごすことにしました。
でも、息子はもちろん面会に来るわけで、
写真をとったりとかしたんだけど、
息子が帰った後はへろへろでした

そんな私のお産だったけど、
息子の時に辛かったのは、
回旋が悪くてなかなか分娩が進まなくて辛い時に、
助産師さんが全然来てくれなくて、ひとり耐え忍んだこと。
やっと助産師さんがきたら、子宮口全開で胎胞排臨で分娩室に移動、
切開を入れてもらった結果9分で産まれ、
夫も立ち会ったけど、感動って感じでもなかったし、
私もちょっと気持ちがついていかなかったところがあったこと。
今回はそういうネガティブな感情はなく、
助産師さんにケアしてもらえて、
自分も頑張れたし、
娘も元気だったし、
満足なお産でした
