すでに最前列の方は順番に握手をしていっている。しかしよく見れば

関係者に腰を持たれて、次次・・・と運ばれている感じだった。

兄さんにとって私たちはベルトコンベアーに乗って現れたような感じに見えただろうな



近づく私。何を話そう?短い時間に何を?

「수고하셨어요(おつかれさま)」がいいかな?うーんどうしよう!どうしよう!と

悩んでいたら私の前の方が兄さんがしているブレスレットを指して

「シウォンさん同じですね」と言っていた。

(前の方は同じブレスレットをご主人に買ってもらったらしいです。)

そうだ!兄さんがあのブレスレットをしてくれているんだ

そして前の方が兄さんの前から離れて

いざ!と思った途端、

「이것 선물요?(コレ贈り物ですか?)」「네(はい)」

「생일요?(誕生日の?)」「はい」「아~~제가 보냈던 선물죠? (私が贈った贈り物?)」

兄さんは「あぁ~고마워」と言ってくれたのでした。

私は短い時間に確認できて嬉しいって

思って会場を後にしました。

先に会場を出ていた仲間と合流をして会談をしていたら

後から合流したメンバーが「手が・・・」と話しているのです。

へ?



・・・・わ、忘れていた!興奮状態ですっかり忘れていたけど

握手してないのです

たしか私は兄さんの前に握手会ということで並んだのに・・握手しないまま会場を後にしたのです。

しかもかなりの満足状態で



確かに思い返せば・・・・兄さんって手を出していた。

そして私がその場を離れる時も手を差し出したまま「ありがとう」と言っていた。

兄さんも差し出した手を無視されるなんて思わなかっただろう。

私も
だけど



きっと私くらいだろうなぁ。握手しないままその場を自ら(関係者に腰をもたれないまま)離れていったファンは



満足したような?すごく後悔をしたような?イベントとなりました。