才能って、
(あることに)満足しないでい続けられること。
野球の才能がある人間は絶対に自分の野球(の技術)に満足しない人間だし、
料理の才能がある人は絶対に自分の料理(の技術)に満足しない人間だし、
話す才能がある人間は絶対に自分のトーク(力)に満足しない人間。
できるとかできないとか、
得意とか不得意とか、
そんなんじゃなくて、
一生誰にも求められないレベルまで追求する力。
やり続けてしまうなにか。
追求してしまうなにか。
人間国宝の人とか、すごいスポーツ選手(イチローとか)がインタビューで
"いつ自分の〇〇(芸とか野球とか)に満足しましたか?"
とか
"いつ自分の〇〇が上手いと思いましたか?"
とか聞かれてるときに
"まだまだです"
とか
"もっとうまくなりたいです"
とか、答えてて、90歳超えてまだ上手くなりたいってなんなんだろうって思ってたけど、他人からしたら完璧でも本人は全然満足してないことって本当にあるんだと思った。
他人からしたら人間国宝に指定するくらいなのに本人が満足してないなんてないと思ってた。
でも、ある。
それが才能。
誰も気にならないことが気になるのが才能。
みんなが求めてる一定基準をはるかに超えても"まだまだだ"って思えるのが才能。
ずーーーーーっと努力し続けてしまうのが才能。
上手くなる過程がずっと楽しいと思えるのが才能。
誰にも求められない、自分しか求めてないものを求め続けられることが才能。
誰にバカにされても続けてしまうのが才能。
だから、誰にでも才能がある。
もう自分の才能に降参して、受けいれて、使っていこう。
自分の為に、世界の為に。
おわり。