Watoshiの野球観戦記

Watoshiの野球観戦記

2018年11月から開始しました。プロ野球(中日ドラゴンズ)やアマチュア(高校、大学、社会人)野球まで、幅広く観戦した記録を載せます。

2024年7月20日(土)
第106回全国高校野球選手権岐阜大会
三回戦 第1試合
中京高校(一塁側) 対 大垣商業高校(三塁側)
カヤバスタジアム(晴)
試合開始09時00分
試合終了11時57分(2時間27分)

大商 000 201 300|6
中京 100 300 41X|9

(中)日比野・日高・寺戸・山本・桑田-田邊
(大)篠田・近藤-森内

本塁打 小川(大)
三塁打 稲積2(中)
二塁打 田邊(中)日々(大)

 第106回全国高校野球選手権岐阜大会 三回戦を観戦しました。
 第1試合は中京高校と大垣商業高校の対戦で、打撃戦による好試合となりました。

 

 中京が初回、四番 三浦内野手(3年)の適時打で先制すると、大垣商は4回に連続スクイズで逆転に成功。

 今度はその裏に中京が堤外野手(3年)の連続盗塁などにより再逆転。

 それでも大垣商は諦めることなく、じりじりと追い詰めて7回に小川外野手(3年)が右翼席へ豪快な本塁打放って再々逆転。

 

 これで大垣商のペースになるかと思われましたが、中京はその裏に二死から稲積内野手(3年)の三塁打などで、またまた試合をひっくり返しました。

 

 逆転に次ぐ逆転という、どちらに転んでもおかしくない緊迫した見応え満載の展開でした。

 両校の応援団も熱狂的で、正に高校野球の醍醐味を味わいました。

(中京:タイガーラグ 大垣商:バックドラフト、カルミナ・ブラーナ)

 さすがは岐阜県高校野球の強豪校対決でした。

 


虫めがね注目選手

○中京 鈴木悠悟内野手(1年)

 とても1年生とはみえない立派な体格で2安打を放つなど、バッティングセンスの高い選手。

 守備はこれからという面もありましたが、将来は中京の中心選手として活躍しそうです。

 

 

 

 

中京先発 日比野投手(2年)

中京3番手 寺戸投手(3年)

中京5番手 桑田投手(3年)

大垣商先発 篠田投手(3年)

大垣商2番手 近藤投手(3年)

3安打 中京 堤外野手(3年)

 

2安打3打点 中京 稲積内野手(3年)

 

2安打1打点 中京四番 三浦内野手(3年)

2安打1打点 中京 田邊捕手(3年)
2安打4打点 大垣商 小川外野手(3年)

 

7回 右翼本塁打

1安打1打点 大垣商 青山内野手(3年)

1安打1打点 大垣商 森内捕手(3年)

試合終了

 

 

2024年7月7日(日)
第106回全国高校野球選手権岐阜大会
一回戦 第3試合
岐阜第一高校(一塁側) 対 岐阜工業高等専門学校(三塁側)
岐阜長良川球場(晴)
試合開始13時50分
試合終了16時20分(2時間30分)

高専 000 200 001|3
第一 010 110 21X|6

(第)中川・上出・田代-阪口
(専)岸・棚瀬・松原-鈴木

二塁打 酒井(第)

 第106回全国高校野球選手権岐阜大会 一回戦 第3試合。
 岐阜第一高校と岐阜工業高等専門学校の対戦です。

 岐阜高専の先発 岸投手(3年)は制球に苦しみ、四球と暴投が多く序盤から不安定な投球。
 それでも岐阜第一の拙攻にも助けられ大量点を許さず、粘りの力投をみせました。

 対する岐阜第一の先発 中川投手(3年)は順調なスタートでしたが、4回に掴まり早くも交代となります。
 5回からは注目の岐阜第一 上出投手(3年)が登板すると、岐阜高専側に傾いた試合の流れを止める好投をみせました。
 

 試合は徐々に岐阜第一ペースとなり、終盤に追加点をあげた岐阜第一が逃げ切りに成功。
 最終回は岐阜高専も意地をみせましたが、春期県大会の四強を打ち崩すことは出来ませんでした。

 


虫めがね注目選手
○岐阜第一 上出望夢投手(3年)
 5回からロングリリーフで登板。
それまでの試合の膠着状態を打ち崩す流れを呼ぶ好投をみせました
 伸びのあるストレートはもっと球速が

 

 

 

岐阜第一先発 中川投手(3年)

 

岐阜第一3番手 田代投手(2年)

岐阜高専先発 岸投手(3年)

 

岐阜高専2番手 棚瀬投手(2年)

岐阜高専3番手 松原投手(3年)

2安打1打点 岐阜第一 水野外野手(2年)

 

2安打 岐阜第一 灰谷内野手(2年)  

3安打 岐阜高専 大木外野手(3年)                                                             

 

 

2安打1打点 岐阜高専 鈴木捕手(2年)

試合終了

 

 

 

2024年7月7日(日)
第106回全国高校野球選手権岐阜大会
一回戦 第2試合
市立岐阜商業高校(一塁側) 対 岐阜各務野高校(三塁側)
岐阜長良川球場(晴)
試合開始11時48分
試合終了13時40分(2時間30分)

市岐商 200 010 000|3
各務野 000 000 05X|5

(各)日下部-門田
(商)平塚・田下-増井

三塁打 高木(商)
二塁打 足立(商)

 第106回全国高校野球選手権岐阜大会 一回戦 第2試合。
 市立岐阜商業高校と岐阜各務野高校の対戦です。


 この試合は最後に高校野球らしい想定外のドラマがありました。
 プロ注目の市岐商エース 平塚投手(3年)は序盤から力強いストレートと切れのある変化で、岐阜各務野を手篭めにします。

 7回までを内野安打2本だけの好投で、このまま完封ペースと思われました。
 しかし、8回に急にコントロールが乱れると、四球連発と暴投であれよあれよという間に3点差をひっくり返されてしまいKO。

 2番手投手に交代すれども時すでに遅しで、5対3とまさかの逆転敗けを喫しました。

 市岐商打線も平塚投手の好投に答えるかのように奮起しましたが、岐阜各務野 日下部投手(3年)の術中にはまってしまい、後半は援護できなかったのも大きかったです。

 暑さもピークで途中負傷者や抗議などて間が空いたのもあって、長い試合感でした。



虫めがね注目選手
●市岐商 平塚大記投手(3年)

 8回は別人のような投球でびっくりしましたが、191㎝の長身から繰り出す140キロ中盤の力強い直球は魅力でした。

 今後の活躍に注目です。

 

 

 

岐阜各務野先発完投 日下部投手(3年)

 
 

市岐阜商2番手 田下投手(3年)

2安打1打点 岐阜各務野 後藤外野手(3年)

 

1安打1打点 岐阜各務野 門田捕手(3年)

4安打 市岐阜商 高木外野手(3年)

 
 

3安打 市岐阜商 足立外野手(3年)

 

試合終了

 

 

 

2024年7月7日(日)
第106回全国高校野球選手権岐阜大会
一回戦 第1試合
県立岐阜商業高校(一塁側) 対 高山西高校(三塁側)
岐阜長良川球場(晴)
試合開始08時34分
試合終了10時59分(2時間25分)

高山西 000 000 010|1
県岐商 000 041 00X|5

(商)池田・森-大東
(高)髙橋・小田-桂川

二塁打 駒瀬(商)水本(高)

 第106回全国高校野球選手権岐阜大会 一回戦を観戦しました。
 第1試合は県立岐阜商業高校と高山西高校の対戦です。

 序盤は両先発投手の力投による投手戦となりました。
 高山西エース 髙橋投手(3年)はMAX139キロの質の良いストレートと変化のコンビネーションで、県岐商打線をしっかり抑えます。
 県岐商は打たされてた感がありました。


 一方の県岐商先発 池田投手(3年)は球速は髙橋投手と同じくらいでしたが、全体的に威力が感じられませんでした。
 初回先頭打者の内野ゴロを味方がいきなりエラーしたのも大きかったと思われます。

 5回から試合が動き出します。
 県岐商はこれまでの好投から疲れが見えてきた髙橋投手を攻略し、2連続押し出し四球などで4点を先制。
 試合を有利に進めます。

 高山西もようやく終盤に反撃を開始しましたが、力及ばすに5対1で試合終了。
 序盤は無得点ながら高山西が押していただけに残念でした。

 県岐商は初戦を何とか乗りきりましたが、これからも苦戦が続きそうです。



虫めがね注目選手
○県岐商 森厳徳投手(3年)
 6回からリリーフで登板。
 MAX145キロで5被安打1失点はまずまずの投球でした。
 次回の登板も期待されます。 

 

 

 

県岐阜商先発 池田投手(3年)

 

高山西先発 髙橋投手(3年)

 

高山西2番手 小田投手(2年)

2安打 県岐阜商 加納外野手(3年)

 

2安打 県岐阜商 駒瀬内野手(2年)

 

1安打2打点 県岐阜商 大東捕手(3年)

2安打1打点 高山西 滝村外野手(2年)

 

試合終了

 

 

 

 

 

2024年6月15日(土)
第73回全日本大学野球選手権大会
準決勝 第2試合
早稲田大学(一塁側)対 東日本国際大学(三塁側)
明治神宮野球場(晴)
試合開始14時43分
試合終了17時33分(2時間50分)

早稲田 000 003 000 1|4
東日本 000 021 000 0|3

勝投手 安田(早)
敗投手 藤井(東)

(早)伊藤・香西・安田-印出
(東)磯前・藤井-三井


本塁打 吉納(早)
二塁打 黒田・佐藤(東)

 第73回全日本大学野球選手権大会 準決勝 第2試合。
 早稲田大学(東京六大学野球連盟)と東日本国際大学(南東北大学野球連盟)の対戦です。
 

 東日本国際大先発 磯前投手(4年)は、立ち上がりからテンポ良い投球で、早稲田大打線を三者凡退に抑える好投をみせました。

 一方の早稲田大先発 伊藤投手(3年)も四球は出しますが、要所を締めた打たせる投球で、こちらも東日本国際大打線を0に抑えます。

 試合前半は両先発投手の好投による投手戦となりました。

 

 5回から試合が動き出します。

 東日本国際大注目の黒田内野手(2年)がレフトオーバーの適時2塁打を放って2点を先制すると、早稲田大は直後の6回、こちらも注目の吉納外野手(4年)が右翼席へ豪快な3点本塁打を放って一気に逆転。

 しかし、東日本国際大はその裏にワイルドピッチで同点とし、試合はそのまま延長タイブレークへ。

 

 最後は10回表に一死満塁から犠飛で1点を加えた早稲田大に対し、東日本国際大は裏の攻撃が0点に封じ込められて試合終了。

 シーソーゲームとなりましたが、最後は早稲田大の集中力が勝って見事、決勝へ駒を進めました。

 


虫めがね注目選手

○早稲田大 印出太一捕手(4年)

 中京大中京高時代、髙橋宏人投手(中日)とバッテリーを組んでいた捕手。

 長打力があり、主将と四番を務めるチームの中心選手です。

 

 

○早稲田大 吉納翼外野手(4年)

 東邦高校出身。

 6回に放った逆転の右翼3点本塁打は豪快の一言。

 タイブレークとなった延長10回、決勝打となった左犠飛を放つなど、この試合の全打点を叩き出す活躍は素晴らしかったです。

 

 

○早稲田大 伊藤樹投手(3年)

 Max151キロの3年生エース。

 この試合は中盤で捉えられて6回途中で無念の降板となりましたが、ポテンシャルの高さが伺える投球でした。

 

○早稲田大 山縣秀内野手(4年)

 守備力の高さウリのフットワークが高く球際に強い遊撃手。

 無安打でしたが、左右に弾き返す右の好打者だそうです。

○早稲田大 小澤周平内野手(3年)

 172cmながら強打好守でプロ注目のセカンド。

 この試合は無安打でした。

●東日本国際大 黒田義信内野手(2年)
 走攻守にポテンシャルが高いプロ注目の内野手。

 チーム唯一の打点となった5回のレフトオーバー適時二塁打は豪快でした。

 2年生ながらチームの中心として早稲田大の選手と引けを取らない存在感を発揮していました。

 

 

 

●東日本国際大 藤井優矢投手(4年)

 Max150キロの東日本国際大エース。

 6回からのロングリリーフを投げ抜き、最後は延長10回タイブレークで決勝の犠飛を浴びて敗戦投手となりましたが、ナイスピッチングでした。

 

 

早稲田大 小宮山監督

早稲田大 応援団

早稲田大2番手 香西投手(2年)

早稲田大3番手 安田投手(1年)

天理大先発 磯前投手(4年)

 

2安打 早稲田大 石郷岡外野手(3年)

 

試合終了

 

 

2024年6月15日(土)
第73回全日本大学野球選手権大会
準決勝 第1試合
青山学院大学(一塁側)対 天理大学(三塁側)
明治神宮野球場(晴)
試合開始11時30分
試合終了14時11分(2時間41分)

青学 302 300 02 |10
天理 000 200 00X|2

勝投手 渡辺(青)
敗投手 長尾(天)

(青)渡辺・ヴァデルナ-渡部
(天)長尾・吉岡・藤田和・長野-山城

本塁打 佐々木(青)
二塁打 小田・佐々木(青)井脇・山城(天)

 第73回全日本大学野球選手権大会 準決勝を観戦しました。
 第1試合は青山学院大学(東都大学野球連盟)と天理大学(阪神大学野球連盟)の対戦です。

 

 この試合は青学大 佐々木内野手(4年)の活躍に尽きました。

 初回、低めの打ちにくい変化球を上手くすくい上げる豪快な先制3点本塁打を放つなど4安打6打点。

 チーム全体も主将の活躍に触発されるように、投打で天理大を圧倒しました。

 

 もう一人のドラフト候補 西川外野手(4年)は1安打2四死球でしたが、2安打の小田内野手(3年 中京高出身)とあわせて、青学大のクリーンアップは強力でした。

 チーム全体で三振が多かった(12個)のは気になりましたが、その分良く振っているということでしょう。

 明日の決勝も打線が鍵となりそうです。


虫めがね注目選手
○青山学院大 佐々木泰内野手(4年)

 県岐阜商高出身で、1年生の春にベスト9を受賞、リーグ2位の4本塁打を放った逸材。

 これまでは不振が続いていたようですが、今日の活躍は目覚ましいものでした。

 今年のドラフト指名に注目です。

初回 左翼本塁打

 

○青山学院大 小田康一郎内野手(3年)

 中京高校出身。

 3年生ながら青学大クリーンアップの一員として、強烈な打球を放っていました。

 来年のドラフトが楽しみな選手です。

 

 

○青山学院大 西川史礁外野手(4年)

 こちらもドラフト候補の大型外野手。

 今大会は不振のようですが、強烈なスイングは流石でした。

○青山学院大 渡部海捕手(2年)

 強肩強打のプロ注目捕手。

 この試合2安打で打撃も良く、総合力のある選手として今後も注目です。

 

○青山学院大 青山達史外野手(1年)

 高校時代(智辯和歌山高)から注目されている選手。

 この試合は守備固めだけでしたが、今後に注目です。

○青山学院大 ヴァデルナ投手(3年)
 最終回(8回)に登板。

 コントロールに苦しんでいましたが、長身(189㎝)から繰り出す投球は迫力がありました。

 

青学大先発 渡辺投手(3年)

 

天理大先発 長尾投手(3年)

天理大4番手 長野投手(4年)

2安打1打点 天理大 山城捕手(4年)

 

1安打1打点 藤澤外野手(2年)

試合終了

 

 

 

 

2024年6月11日(火)
プロ野球ウエスタン・リーグ公式戦
中日ドラゴンズ(三塁側)対 広島東洋カープ(一塁側)
ナゴヤ球場
試合開始12時30分
試合終了15時10分(2時間40分)

広島 000 021 000 |3
中日 011 010 001X|4

勝投手 祖父江(中)
敗投手 長谷部(広)

(中)福谷・土生・近藤・田島・祖父江-木下
(広)野村・ケムナ・松本・長谷部-持丸

本塁打 石垣(中)前川(広)
二塁打 濱(中)
    持丸・中村奨(広)

 プロ野球ファーム戦を観戦しました。
 まだ6月上旬ですが真夏の暑さで、昼間のナゴヤ球場は身体にこたえます。

 中日は福谷投手(33歳)、広島 野村投手(34歳)のベテラン両先発で試合開始。

 福谷投手は抑え時代のような150kmストレートはありませんが、コーナーを突く丁寧な投球で順調な滑り出しをみせます。

 ところが5回、疲れがみえてきたところで長打を浴びてしまい、4回2/3というあと少しで先発責任投球回に届きそうなところで、2失点ながら無念の降板。

 今年の一軍復帰はまだ遠いようです。

 

 一方の野村投手も随所で中日打線に打ち込まれ、6回ながら3失点で降板。

 二人もベテランですので過去の輝かしいピッチングに戻って欲しいとはいえませんが、そろそろ何かしらの結果を出さないと厳しいところです。

 

 今日の中日打撃陣は思ってたよりも活発で、石垣内野手の2回左本塁打など効果的に点を積み重ねます。

 しかし、大量点のチャンスに一打出ないところは一軍譲りなようで、フラストレーションが溜まりました。

 

 試合は最終回、龍空内野手のサヨナラ安打で中日の勝利。

 最後は良い形で勝利を収めましたが、一・二軍ともまだまだ課題は多そうです。

一日も早い復活が望まれる 石川昂弥内野手

中日先発 福谷投手

 

広島先発 野村投手

 

中日2番手 土生投手

中日3番手 近藤投手

中日4番手 田島投手

中日5番手 祖父江投手

 

広島2番手 ケムナ投手

広島3番手 松本投手(Honda鈴鹿出身)

広島4番手 長谷部投手

(中京大中京高・トヨタ自動車出身)

2安打1打点 石垣内野手

2回 左本塁打

2安打1打点 ロドリゲス内野手

2安打1打点 田村外野手(愛工大名電高出身)

2安打 中村奨成外野手

5回左本塁打 前川内野手
 
9回サヨナラ安打 龍空内野手
 
試合終了