久々に、東京丸の内の「丸善」に立ち寄った
丸善自体も大型書店なのだけど、その中にさらに書店がある。
「知の巨人」と称される松岡正剛氏と丸善の共同プロデュースによる書店・・・
その名も松丸本舗 。
何が違うのかなって思ったんだけど、一番は本の並べ方(ジャンルわけ)だろう。
普段のジャンルわけだと、たぶん目に触れない組み合わせの本が一気に手に取れる。
- そして、普段だとたぶん立ち寄らないコーナーの本も混ぜられているので、コンセプトにそって集められた本が、ネットショッピングの「この本を買った人はこんな本も興味を持っています」的にぞろぞろと現れる。ネットショップと大きく違うのは、もう少し恣意的に関連付けられているところと、実物が見られるところ。
本も、棚に立てかけてあったり、倒して並べていたり、なんかとっておきの図書館のような感じ。
いつもとまったく異なるコンセプトの陳列の中にうずもれて、「タイトルが目に付く本」っていうのは無意識に関心があるテーマなのかもしれない。
私が目が合った本はこちら
※モバイル非対応
「元始、女性は太陽であった」で有名な平塚らいてうを中心に、青鞜にかかわる女性たちを書いた物語である。
第一印象は、「青鞜」って社会の教科書で習ったなぁ、なんだっけ?で手に取った。
たぶんそれだけだったら、購入まではしなかったと思うんだけど、古い因習と戦って自分の思うライフスタイル(当時としては破天荒な生き方だったに違いない)を貫いたところに、今自分が思っている常識、普通って何だ??っていう最近持ち続けている疑問が重なったところにちょっと読んでみようかなぁと思わせるところがあった。
私は今、50年後くらいに書かれた「50年前の日本近代史」がすごく読みたい。
50年前、異端児的な扱いをされたことも、今は普通になっているものがたくさんある。
生まれたときから「現代日本社会」での「常識、普通」の中を基準に生きている私にとって、世の中を俯瞰的に見ることも、時代の前後を比較するのもグローバルにも見るのはなかなか難しい。
今って一体、どういう時代??
そんな思想の刺激を誘発するような、図書館的書店が松丸本舗な気がする。
本屋さんってすごい!って改めて思った。

