3月22日(水)、WBCの決勝のカードは、日本vsアメリカとなりました。

当日、私は仕事で、仕度しながらテレビを観てたのですが、8時過ぎても全然始まらず。セレモニー長いよ!
まあ国旗を持って入場する大谷はかっこよかったけどさ。

やっと試合が始まったけどすぐ家を出る時間に。radikoで中継を聴きながら出勤。

今永が2回に被弾したあと、すぐに村上がソロホームランで同点にして、その後もう1点追加したあたりまでは聞けたのかな。
会社に着いて、インターネットでこっそり速報を開いてたまに覗いていた。
岡本がホームランで追加点をとったあとスコアはしばらく3-1で膠着していて、8回にダルビッシュ登板。
ダルビッシュ、調子悪かったよな…と思ったらソロホームランを打たれ3-2。ひーっ!

お、抑えは誰だ、もしかして大谷なのか?と思ったらほんとにそうだった。
9回、あとひとりになってもう、速報をチラ見ではなくガン見していた。そのぐらいは許してくれ…
そして空振り三振で勝利。
画面は淡々としていたけど、優勝したんだな…と、ジワジワと喜びが。

昼休みになってからじっくりと記事を読んだり戦績を見たりしてました。
意外にうちの男性社員は騒いでなかったな。かなりの野球好きなんですけどね。私の野球好きはほとんどバレてません。絡まれたくないんで絶対言わない(笑)



後日、ゆっくり試合を見ましたが。
打撃は、いいところで村上や岡本が打ってくれました。村上はここぞで打ってくれて、さすがというか。あれだけ不振でも試合に出続ける、それだけでもすごい精神力だと思う。守備もよかったし。えらいよ。

この試合はこれまでと違い、日本の「守りの野球」が見られた。
今回は投手力の差が勝負を分けましたね。
どうやら、アメリカの決勝で投げた投手は、8回のセットアッパー、9回のクローザー以外は、各球団のエースではなかったらしい。
日本の投手はほぼ全員がエース級です。

ただ決勝で投げた日本の2番手以降は若い投手が多かった。そこは正直、投げてみないとわからない部分もあったと思いますが、みんな持っている力を発揮できた。ヤクルトの中村捕手のリードとか、吉井投手コーチの指導とか、ダルビッシュや大谷のアドバイスなど、要因はいろいろあるんでしょう。ちょっと気になるところです。

攻撃では3点とって以降なかなか点が入らず、逆に終盤に1点とられるのは悪い流れでした。
そこを大谷がラスト締めることで力でねじ伏せた感があります。
準備のためブルペン行ったり戻ってきて打席入ったり大忙し。そんな光景見たことない、当たり前だけど。

そして最後は大谷vsトラウトの同チーム対決。これをスライダーで三振に切って取り、大谷劇場終幕。。いや、侍JAPANの世界一が決まった!!

その瞬間、グラブと帽子をぶん投げる大谷がすぐにネットに上がってましたけど、とんでもなく遠くまで飛んでたね(笑)  どんだけ? 本当に人間なのか?(笑)

大喜びする侍JAPAN、本当によかったのですが、私は源田の小指がずっと心配で… 喜びすぎてケガを悪化させないでね、と思ってハラハラしてた。

どんなケガなのかずっと伏せられてましたが、昨日になって栗山監督のインタビューで、指が横に曲がったままだったと明らかに。。
ケガ直後に痛み止めをボリボリ噛みながらグラウンドに出て行ったとか。それを聞いて胸が痛かったです。

源田は、私が西武ファンになった年に入団した選手なので、ルーキーの1試合目からずっと見ています。
社会人出身とはいえ、一年目から大活躍、フルイニング出場してルーキーとしての安打数で長嶋茂雄さんの記録を破り、新人王をとりました。
細い体や、おっとりした話し方からは考えられないようなスタミナや根性があるのは知ってたけど… 今回のWBCでは、それが思っていた以上だったことを知りました。結婚して父親になってさらに強くなったのかも知れないけどね。

ケガしてても、守備はもちろん、バッティングでも粘って出塁とか意外にヒットも打ったり、大きく貢献したと思います。ライオンズファンとしてとても誇らしいです。素晴らしいプレーをありがとう。源田たまらんフォーエバー。


日本野球は、また一段、上のレベルに上がったと思います。
若くてすごい選手がどんどん出てきているし。
WBCが、日本の選手たちに与えた刺激はたぶん大きいですよ。

もうすぐ、プロ野球が開幕します。
WBCに出た選手が活躍するのを、機会があったらぜひ見てみてください。
テレビだとBSでやってたりします。
CSでホームゲームが見られる球団もいくつかあります。西武ライオンズでいうとフジテレビTWO、ヤクルトはフジテレビONE、日ハムだとGAORA、など。

私もライオンズファンになったきっかけが2017年のWBCだからなー。
ここからひとりでも野球ファンが増えてくれるとうれしいです。

とにかく、すごいものをたくさん見せてくれた侍JAPANに感謝!
本当にお疲れさまでした。