いよいよ第5回ワールドベースボールクラシックが開幕!
今回は何といっても、メジャーでも大活躍の大谷翔平選手の参加が大きいですね。
ダルビッシュ有投手も参加。どちらも元日ハムの選手で、栗山監督も元日ハム監督。
ダルビッシュとは入れ替わりで接点なかったらしい。大谷は入団から関わり、まわりの反対もある中、二刀流を認めたのが栗山監督なんですよね。大谷にしたら恩返しという気持ちもあるかもしれません。
さて、侍ジャパンの初戦は対中国。
大谷選手は先発マウンドを託され、かつ打線では3番というとても重要な打順。
大昔は、「サードで4番」みたいのが花形だったし、少年野球なら「エースで4番」もあるだろうけど、プロで「エースで3番」は異常です(笑)
3番て今ではとても大事な打順で、4番には打率低いけど大砲、3番は打率や長打率の高いチームで一番いい打者が置かれます。理由としては、初回から確実に打席がまわる、出塁率の高い1番をいきなりホームに返せる可能性が高くなる。
大谷の負担が大きすぎる気もしますが、実力を見れば当然かもしれません。
正直、大谷が見れるだけでも今回のWBCには価値があります(笑)
私はTBSの中継を観ていました。
ラヴィットでのB'z歌まねでおなじみ、南波雅俊アナが実況を担当。
元NHKの南波アナ、NHK仕込みの落ち着いた実況で聴きやすかったですね。
ちょいちょい言い間違いはありましたが、そこはご愛嬌です。
これはもう、TBSの野球実況といえば南波アナ、となりそうですね。よかったね、夢が叶って!
それと、近年と違ったのはファンの応援です。
ここのところ、コロナ禍のため声出しが禁止され、応援歌をスピーカーで流すなどしていましたが、今年やっと声出しが解禁になり、東京ドームのファンは思う存分、応援歌を歌い歓声をあげたりため息をついたりできる。
これが雰囲気を変えるんですよね。選手たちもちょっと、飲まれる危険もあるかもしれない。
ホームとはいえこの雰囲気がプレッシャーになることもある。
でも個人的には、応援歌がたくさん聴けるのは楽しみです。いろんな意見がありますが、日本ならではの文化だと思っています。なくなってほしくはないなあ、うん。
さて肝心の試合ですが。
先発大谷、中国打線は歯が立たなかったですね。大谷から1安打しか打てませんでした。
大谷は4回49球、1安打5三振無四死球。
WBCには「球数制限」というものがあり、今回は1次ラウンドは65球までだそうです。
バッターとしても出てるので、少し早めの降板だったのかもしれません。
一方攻撃は、初回から中国の若い投手がストライクが入らず四球連発。
満塁になり押し出しで1点もらったけど追加点はならず。
国際大会ならではの緊張感からの硬さが、どちらのチームにも出てました。
重苦しい展開でしたが、そんな中、1番の日系のヌートバー選手の積極的なプレーが、侍ジャパンを引っ張ってくれていて、早くもキープレイヤーになってますね。
日本名は榎田達治。えらい渋い名前(笑) ファンからたつじコールが起こったりしてたようです。
大谷ばかりに依存してたのでは、勝ち進めませんからね。大谷以外の選手がいかにやれるか、が重要だと思います。ヌートバーは期待できますが、まだ若いのでミスした時なんかが心配かな。栗山監督は優しいから大丈夫だと思うけどね。
4回、ヌートバーが内野安打で出塁。足も速そう、というか全力プレーが好感もてる。
2番近藤健介選手、彼も元日ハム、今年からソフトバンク移籍。
近藤がヒット、大谷がもう少しでスタンドインというフェンス直撃ツーベースで2点を追加!
もうさすがとしか言えない… 二刀流が炸裂してます。
私は途中、お風呂で中抜けして、戻ってきたら7回の守備、2番手の巨人戸郷投手が投げてました。
大谷みたいなすごい投手のあとのピッチャーってものすごく難しい。
相手からすると変わってくれたラッキー! と思うし、投げる方もかなりのプレッシャーなので、ここで流れが変わることが多いです。
観てない間に被弾して3‐1になってたけど、追加点は許さず7回の攻撃へ。
ここで7番、DeNA牧選手の逆方向へのソロホームラン!
チームで4番打ってる人が7番にいる怖さ。
4番のヤクルト村上選手が不振気味なので、調子のいい人を4番にする可能性もあるのかなあ。
4番に座ると打てなくなるっていう、4番の呪縛みたいのは、あるあるなんですよね…
でも、誰かが背負わなきゃならない。栗山監督はどう考えるか。
8回は中国の投手の四球連発のおかげもあり、ヤクルト山田選手、ソフトバンク甲斐選手のタイムリーなどで一挙4得点。やっと温まってきたのかな、という感じ。
9回の抑えはこれまた日ハムの伊藤大海投手。ロジンという、白い袋に入った滑り止めを使い過ぎていつも白い粉がモクモクしているということで有名です(笑)
けっこう感情が顔に出る選手で、私は好きです。西武ファンの私からすると敵ですが、いい投手だなーと惚れ惚れする。東京五輪でもよかったですね。
終わってみれば8‐1の大勝でしたが、四球を連発してると試合が長くなるんだよね。
7時過ぎから始まって、1時間でまだ2回だったので遅!と思いました。
日本での平均試合時間は3時間10分台。昨日は3時間41分。
延長等で長引くと4時間越え、逆に短いと2時間ちょっとの時もある。
そこが読めないのでテレビ中継に不向きなんですよねー。雨天中止とかあるし。
まずは初戦勝利、ホッとしました。
今夜は宿敵・韓国戦。韓国はとにかく、日本にだけは負けたくないと思ってるようです。
そうやって必死に来るので、何が起こるかわからないのが韓国戦。
中国戦よりずっとおもしろくなる…はず!(笑)
私のひいきチーム、埼玉西武ライオンズからは源田壮亮選手、山川穂高選手が参加しています。
源田はほぼ守備要員。打撃には期待しないでください(笑) 足が速いので内野安打は出そう。
昨日は好守備で「源田たまらん」がさっそくトレンド入り。ファン発信で公認になったワード。
塁に出たもののけん制で刺されてしまいましたが… まあ気にすんな。源田は守備で貢献すればヨシ!
山川は昨日は出番なかったみたいですが、大谷が休みの時は出るのかな。
沖縄出身、あだ名は「アグー」。常にホームランを狙う典型的なホームランバッターです。
意外とプレッシャーに弱いタイプなのでちょっと心配。
ホームランが出ると「どすこい」ポーズをしてファンと一緒に盛り上がる。
侍でもどすこいさせてくれ山川!
では最後に、私が大好きなYouTubeチャンネル「パ・リーグTV」の動画をご紹介します。ちなみに「セ・リーグTV」は存在しません。
【勝手にベスト3】パ・リーグ『ロジンの扱いが独特 2021』
源田壮亮『芸術の秋・たまらんの秋 2021 PART3』
規格外すぎ!? 吉田正尚のフルスイング弾まとめ
【感情表現豊か】山川穂高『珍』まとめ
一番イケてる四角は!?『リクエスト要求』ジェスチャー まとめ