カルロス(おたる)のブログ
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日常に戻りました

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日常に戻っています

冬の歌謡祭があったのは、先週の日曜日で、まだ1週間も経っていませんが、日常に戻ってみるとずいぶん前の思い出のような気もしてしまいます。

今週は、愛知県に仕事で出張に行きました。車窓から富士山を見たり、地方の駅で名物のお土産を買ったり、帰りの車内で駅弁を食べたりと、これも日常です。

 

出張の目的地は、愛知県の刈谷でしたが、通常のルートですと、往路は東京や品川から名古屋駅までのぞみで行って、在来線で後戻りするように刈谷に行き、復路もその逆を辿ります。今回は、復路だけ少し変化が欲しくなって、名古屋を通らずに、刈谷から在来線で豊橋まで行き、そこから新幹線に乗りました。豊橋はのぞみが止まらない駅で、一番速くてひかりです。豊橋は名古屋のような慌ただしい都会ではありません。上のホームからの写真のように、少しだけ田舎のような風情のある静かな駅です。東海道の大動脈である新幹線の駅にしては、やや鄙びた旅情があるので、この駅での乗り換えは旅のちょっとした贅沢さを味わえる好きな場所です。

ふと、なぜ今回このような旅情を求めたかということを自身に問うてみると、それは過ぎ去ってしまったものに対する思いをまだ断ち切れないからでしょう。

襟裳岬の歌詞の中に、こういう部分が2番にあります。「通り過ぎた 夏の匂い 思い出して 懐かしいね」。

この部分は、夏の歌謡祭の思い出に重ねて歌おうと思っていた箇所でした。もちろん、思い出は夏だけではなく、ついこの間の冬もですが、また思い出にするには生々しく、今でもふとステージに立っているような気がして、緊張してしまいます。

エンディングのサックスの音を、くまモンさんのキーボードの延びていく音が終わるタイミングで吹き切って、ほっとした安心感とお客様からの拍手を感じたのは、大きな感動と満足でした。しかし、もっとなんとかできるのではなかったかという後悔や、今後への決意も同時にあります。

最後にひとつ、今回の旅で出会った縁起物を置いておきましょう。

左の写真は、昨日乗った新幹線が掛川駅を通過した後、静岡駅へ向かっている途中で撮ったものです。富士山が小さく中央に写っていますが、これは東京に向かって進行方向の右手(海側)に見えるものです。通常、富士山は一番上のよくある写真のように山側を向いて撮っているものです。それに対して、左の写真は逆向きです。

 

この写真は、その付近の通過中に、しかも冬の晴れた乾燥した時期にしか見れないものです。この富士山は江戸時代から東海道の縁起物として伝わっていて、江戸から上方に向かって左手に見えるので「左富士」(見返り富士)と言いますます。これは、来年がいい年になる予兆でしょう。次回の歌謡祭も、皆さんにとってより良いものになるはずです。これを私からの年末のプレゼントに返させてもらいたいと思います。

 

2023年12月17日

 カルロス

 

 

こんなものを買ってみた



白猫さん



焼き肉ランチするために赤坂でTBSの前通ったら、たまたま近くで見つけたチャーミングな白猫さん
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