【胸・背中の種目のように胸郭を広げるタイプの呼吸法】についてご紹介します。

次回に予定している話と合わせると、(やる・やらないは別として)どのようにすべきかという指標が見えくるかと思います。

上写真のどの種目も【肩甲骨の内転のコントロール】が必要です。

【肩甲骨の内転のコントロール】とは、『バックアーチをしっかり作って胸郭を広げ、肩甲骨の内転をしやすい状態にする』『肩甲骨を固定しないで、動きに合わせて自然に寄せる』『肩甲骨の内転・下制をキープ』などを指します。

前回までのブログで、その理由や方法について解説しました。

 

今回の話に関係のある肩甲骨の内転にフォーカスしながら、今までのおさらいしましょう。

関係のある文章に緑字・アンダーバー示し、わかりやすくなるような努力をしています。

 

肩甲骨の動きです。

 

姿勢によって肩甲骨が動きやすかったり、動きづらかったりします。

具体的には、

猫背は肩甲骨の外転がしやすく腹筋優位(内転がしづらい)『上左写真・下左写真』

鳩胸は肩甲骨の内転がしやすく背筋優位(外転がしづらい)『上右側写真・下中央写真』

です。

 

 

肩甲骨の内転がしやすい『鳩胸』は、背中に反り身が入り、胸郭が広がっています。『上中央写真』

 

胸式呼吸の吸息時(息を吸う)の動き『上左図』とマッチングします。

 

ですから、私が提唱する【胸・背中の種目の呼吸法】(怒責を基本としている)は、

①胸式呼吸で大きく吸って背中を反らし、胸郭を広げて、肩甲骨が内転しやすい姿勢を作る。

②姿勢が決まったら、その姿勢のまま身体を固める。

③息を止めないように、かつ姿勢が崩れないように呼吸をする。

 

 

解説です。

 

①これから行う種目に適した姿勢を作ると言う事です。(次回予定の話と繋がります)

 

②『ウェイトを支えなればならない種目』や『体幹が動く事が望ましくない種目』では、という事です。

肩の種目ですが『バックプレス』は、肩甲骨の内転を強要される種目ですから、今回の呼吸法が通じます。(第25話第26話でなぜバックプレスで肩甲骨の内転が必要かについて解説しています)

『バックプレス』がイメージしやすいと思います。

単純に、しっかり体幹を固めないと背骨がやられます。

 

呼吸を止めないようにと言うのは、酸欠・血圧上昇を防ぐためです。

 

怒責(どせき)といっても完璧に止めている訳ではなく、恐らくほとんどの人は、息をグッと止める寸前くらいで、『ストローから力強く呼吸をする』ような感じで、呼吸をしているはずです。

『力強く作ったその姿勢を崩さない範囲』で呼吸をします。

姿勢を崩さないように呼吸をしようとすると、否が応でも浅い呼吸になると思います。

逆に言うと理想は、『姿勢を崩さない範囲で、できるだけ呼吸をしっかりする』という事です。

 

 

『姿勢を崩さない範囲で呼吸』とはどういう呼吸でしょうか?

 

前回ブログ『第29話・ウェイトトレーニングの呼吸法について』より

ウェイトトレーニングにおいて、『腹式呼吸』は胸郭を固定した状態で横隔膜を動かす呼吸方法である(上左図)とお話をしました。

 

今までの話と合わせると、

姿勢を崩さない=体幹を固定する=胸郭固定

となり、『腹式呼吸』と結論付けられます。

 

【呼吸のタイミング】は、一番力を入れなくて良いポジションが基準になります。

なぜなら、単純に力一杯やっている時は呼吸がしづらいからです。

ゆえにスタートポジションが基準です。

①スタートポジションで、姿勢を崩さないようにすばやく腹式呼吸をする。

②息を止めているがちょっと漏れ気味の状態で、ウェイトを挙げて降ろす(降ろして挙げる)。

という方法で落ち着くと思います。

 

今までの長い話を集約します。

『胸郭の動きにあわせたフォームで、胸式呼吸で息を吸った姿勢をキープしながら、力を入れる時に息を止め、腹式呼吸で呼吸をする』となります。

 

これが5つの呼吸法(第29話)を『1つの法則』でまとめた呼吸法です。

 

理屈っぽい感じですが、こういう話をした記事を読んだ事がないので、ひょっとすると自分がお初になってしまうかも知れないので、筋が通る様に書く事を優先しました。

これから、更に見やすいように文章を替えたり、写真や絵を入れていきます。

この関連にはまだお話したいネタが残ったままになっているので、それを織り交ぜて呼吸法続編を掲載予定です。

前回はベンチプレスのフォームにおける『姿勢』関連のお話でした。

そうなると話の流れ的に、『ウェイトトレーニングの呼吸法』について触れない訳にはいかないと思いました。

・・・では、続きです。

 

『ウェイトトレーニングの呼吸法』については色々な事が書かれています。

しかし結局・・・2パターンの考え方に落ち着きます。

①胸郭の動きに合わせて、胸郭が広がる動きで息を吸い、狭まる動きで息を吐く。

②ウェイトを挙げる動き(ポジティブワーク)で息を吐き、降ろす動き(ネガティブワーク)で息を吸う。

 

…2パターンと言っておきながら、

怒責(どせき)と呼ばれる『息を止める』方法。

 

補足説明です。

①は、『胸式呼吸』をイメージさせますが、ほとんどの種目において(クレームが来そうですが)『胸式呼吸』と全く関係ありません

『胸式呼吸』はその呼吸の性質上、胸郭の動き(第28話にて胸郭の動き方を解説しています)を伴います

しかし、ウェイトトレーニングでは、(腹筋背筋の種目以外で)胸郭を含める体幹は固定されていると考えて差し支えないと思います。

関連性がない…。

つまり関係ない…。

逆に聞きたいです。

そう思いませんか?

 

挑発的な発言をしているので、誤解が生まれないように、ちょっとビビって…①の有効な種目を掲載します.

①の『胸郭の動きに合わせた呼吸法』は、『上写真』のような胸郭が動く種目でのみ有効。

 

ウェイトトレーニングで、なかば伝説的に語られているつじつまの合わない解説の1つである、と思います。

閑話休題でした。

 

②は、力の入りやすい順で、『止める>吐く>吸う』に合わせた呼吸法です

力が必要なポジティブワークで息を吐き、ネガティブワーク時に息を吸う。

『力が必要であれば、息を止めればいいじゃないか!』と思われるかも知れません。

息を止めて力むと、酸欠、血圧の上昇といったリスクがあるので、安全策として息を止めさせない、と言っても差し支えないと思います。

他人へ教える際は責任問題として、そうすべきだと私は思います。

 

③は『②の考え方の本来の姿』です

ほとんどの書籍で、まるでタブーであるかのように、申し訳程度に書かれている事が多いです。

『バルサルバ法』と書かれている事もあります。

息を止めて、更にその上、全力で力(りき)めば身体に良くなさそうなことは、理屈抜きでわかると思います。

まったく、その通りです。

しかしながら誤解を恐れず言わせてもらうと、かなり多くの人が、③の方法を採用しているはずです。

そして私もです。

 

 

人間が元々備えている呼吸法には2種類あります。

超有名どころなので、ザックリと説明します。

④『胸式呼吸』…胸郭を動かすことによって呼吸する方法。

⑤『腹式呼吸』…横隔膜を動かくことによって呼吸する方法。

 

ここまで話しておいて今更言いづらいですが…、定義は知りません。

ただ『ウェイトトレーニングにおいて』と限定すると、以下のように定義して良いと思います。

 

 

横隔膜固定で、胸郭を動かす呼吸方法。

胸郭固定で、横隔膜を動かす呼吸方法。

 

一応補足ですが、横隔膜が動くとお腹が出たり引っ込んだりします。

胸郭が動くと肋骨の間が広がったり、縮んだりします。深呼吸レベルになると、吸息時、胸椎も反り身になり、更に胸郭を広がります。

深呼吸の吸息時に、背中が反り身になるのは、身体の自然な力の流れと言えます。

 

 

まるで別々の事を言っているように聴こえますが、実は5種類が全て『1つの法則』でまとまります。

 

これからお話しする事は、『自己責任』でお願い致します。

 

私の提唱する考え方の基本は、『怒責』…つまり【息を止める方法】です。

やるやらないは置いといて、その理由はきっと参考になると思います。

 

まずイキナリですが、『怒責』と言っても完全に息を止めている人は、あまりいないと思います。

 

よく見かけませんか?

ウェイトトレーニングで最後の一押しで、結構長い時間うめき声を出している⇒『ゔ~』『あ~』など⇒声帯から空気が漏れてますから!⇒つまり息を吐いている

と言えるはずです。

初心者、上級者問わず『うめき声』『鋭い呼吸音』は見かけると思います。

 

逆に、重たいウェイトを持った瞬間、がっつり息を止めてしまって、白い点がたくさん飛んだり、鼻の中から血の匂いがしたり、凄い偏頭痛になったり、耳がキーンとなったりしたことはないでしょうか?

酸欠や血圧上昇と思われます。

これは間違いなく呼吸法をしくじってます。

色々理由を考えた所で、完全に息を止めてしまった事が最大の原因だと思います。

 

など色々な状況から考察してみると、『怒責』と言っても完全に止めている訳ではないのは、何となく感じ取れるかと思います。

 

文章がもう少し…また更新すると思います。次回へ続きます。

 

『みんな大好き!ベンチプレス』を使って、『背筋優位』によって骨格がどのように変化するのかを解説しています。

 

 

大胸筋です。(ケビン・レブローニです。)

【骨格筋と筋肉の標本図】と【実際の付き方の写真】

イメージはとても大切です。

 

前回のブログで、『大胸筋に効かせる』姿勢がどういう姿勢なのかは、イメージ出来たでしょうか?

クレームを受けそうな発言で…申し訳ないですが、悩む部位ではないです。

挑発発言ではなく、こうやればいいとハッキリしている部位です。

 

前回ブログで徹底?解説してます。

…読んだら、大胸筋の悩みはすべて解決です。

トリコもそう言ってます。(2回目)

 

前回は『ベンチプレス』を使って説明すると言っておきながら、ほぼ触れずに終了してしまいました・・・。

今度こそ『ベンチプレス』を使って説明したいと思います。

上のお手本写真をご覧ください。

ラックから外して、スタートポジションまで運んでいる途中と思われます。

『ラックからやけに身体が離れているな~』とか突っ込まないでください。

それでも、フォームの素晴らしさに変わりはありません。

 

今回のブログのお題である『姿勢』にフォーカスして考察してみましょう。

 

背筋側全体を反らして、背筋側の筋肉が収縮している力強い雰囲気は、写真から十分感じ取れると思います。

 

脊柱起立筋です。(ドリアン・イエーツです。)

【骨格と筋肉の標本図】と【実際の付き方の写真】はイメージにお使いください。

 

胸郭を広げているのも見て取れます。

胸郭です。

 

胸郭は動きます

自らの意思で動かし、姿勢を作るのです。

まず手始めに、この固定物っぽいシロモノがどう動くのか、正確なイメージを持っておきましょう。

 

上図は胸郭の動き方です。

呼息時・・・肋骨と肋骨の間が内肋間筋(が収縮すること)によって狭まり、胸骨の部分が下方に下がり、胸郭が閉じます。

吸息時・・・肋骨と肋骨の間が外肋間筋(が収縮すること)によって広がり、胸骨の部分が上方に持ち上がり、胸郭が開きます。

 

『ふいご』みたいな感じです。

 

『ふいご』は、火をおこすための送風機です。

 

背中の反り具合は、一様ではありません

脊柱です。

脊柱の動きのほとんどは頚椎(首)と腰椎(腰)で起きます。

胸椎(胸郭部分)は動かないわけではないのですが、動きは小さいです。

脊柱で一番反り身の強いところは、みぞおちの裏側に当たる背骨で、私の記憶が正しければ、胸椎と腰椎の間の関節のはずです。

 

(上まで戻すの面倒かと思いもう一度掲載します。)

お手本写真を見ても、みぞおちの裏の辺りが最も強く反っています

もちろん背骨全体が反ってますが、その中でも『特に』という意味です。

正しいイメージはとても大切だと思います。

 

腹筋側は伸ばされています

私の感覚では、深呼吸で息を吸う時に、胸郭を広げて、お腹を引っ込めて、腹直筋を伸ばす(ストレッチさせる)イメージです。

 

お手本写真くらいブリッジをすると腰の負担が大きいです。

ここまで喋っておいて今更ですが、・・・【自己責任】でお願い致します。

 

腰に優しく背中にアーチを作るには、

①足を踏ん張らない。

②脚を巻き込まず、投げ出す。

③脚をベンチの上に置く。

などが代表的な方法です。

 

一応補足ですが、足で突っ張ることによって、背中の反り身を更に強くしています。

ですから、足で突っ張らなければ、背筋の力のみで自力で反る事になるので、無茶な負担はかかりづらくなります。

 

『アーチ』と『ブリッジ』についてですが、明確な定義はありません。

どちらとも背中の反り身を橋に例えています。

イメージ的に『アーチ』は背中の自然な反り身を指し、『ブリッジ』は積極的に背中の反り身を強く作った状態を指している感じで用いられる事が多いです。

 

題名とブログ内容と写真がマッチングしていない所が多数ありましたので、統合中です。

結構いい仕上がりになってきたかな?とご満悦です。

 

 

以前ブログにて、大胸筋のトレーニングフォームは、セオリーが確立されているとお話をしました。

今回は【大胸筋のセオリー】についてです。

 

大胸筋です。(ケビン・レブローニです。)

【骨格筋と筋肉の標本図】と【実際の付き方の写真】

この身体で仕上げてきた時、この身体に衝撃を受けた人は多いと思います。

 

『みんな大好き!ベンチプレス』を使って説明します。

上の写真のフォームが理想です。

 

腰に不安があるからブリッジはちょっとご遠慮願いたい・・・と言う場合などイレギュラーがあっても、他にやり方は色々あるので、敬遠する事はないと思います。

 

イキナリ核心です。

大胸筋に効かせるためには、

『肩甲骨と肩甲骨をくっつける程に寄せて(内転)、肩がすくまない様に引き下げた(下制)状態を、常にキープし続ける』

ことです。

 

 

姿勢は、『ラットマシン・プルダウン・ビハインドネック』で引き切った状態です。

ポイントは、

『背中を反らせ、胸郭を広げ、肩甲骨が内転しやすい姿勢を作る。

『肩甲骨が内転する事により、肩が身体の後ろに移動する。』

です。

詳細は『姿勢が筋トレに与える影響②~⑥』で解説していますので、参考にしてみてください。

 

なぜその姿勢が大胸筋に効くのかは、『続・広背筋のトレーニングに背中のアーチは必要?』で根本的な部分についてお話していますので、参考にしてみてください。

 

姿勢を作るためのオススメ補助トレーニングです。

①逆手でタオルを両端に持つ。

②手の平を外に向けるように左絵の位置へ。

③外方向にタオルを引っ張りながら(タオルをピーンと張るように)。

④右絵へ。

⑤そして左絵へ。

タオルで『ラットマシン・プルダウン・ビハインドネック』をするイメージです。

結構強度高めなので、筋トレのトレーニング種目と同様に考えて良いと思います。

 

このタオルを使ったトレーニングは、大胸筋を使用するために要求される姿勢や筋肉を養います。

筋トレとストレッチの複合種目と思って、ぜひ取り入れてみてください。

 

これだけは言えます。

その姿勢で胸の種目をトレーニングするだけで、100%必ずといっても差し障らないくらい大胸筋に効きます。
一番悩む必要がない部位だと思います。

なぜなら、どのようにすれば効くのかハッキリしているからです。

 

『ベンチプレスを使っていつ説明した?』と突っ込まないでください。

誰の写真かわからなかったのですが、見事なお手本写真だったので、とりあえずベンチプレスと言ってみました・・・。

 

そうです。

大胸筋の種目なら何でも良いという話でした。

 

更新1回目です。

他のブログもそうですが、題名を替えたり、写真を入れ替えている時は、一つ新しいネタが入っているくらい変更してますので、もしよろしければまたお読みください。

フレックスウィラーです。

丸みを帯びた筋肉と全体のバランスで一世を風靡したボディビルダーです。

大殿筋のカットが弱いとよく書かれてましたが、大した問題ではないように写ります。

個人的には史上最高峰の身体の一人だと思います。

 

『肩幅を広くするにはどうすれば良いのか?』も新たに解説し、更にブログが別の記事の如く更新されています。

 

前回は、肩甲骨をコントロールするには、肩甲骨を動かす前に、まず土台(姿勢)作りをしましょうというお話でした。

 

肩甲骨を動かしたい方向に動くような『姿勢を作るという事で・・・

 

猫背』は、肩甲骨の外転がしやすい(腹筋優位)。【上掲載の上下図の左側】

 

鳩胸』『反り腰』は、肩甲骨の内転がしやすい(背筋優位)。【上掲載の上下図の右図】

 

以上までが通常の解釈です。

 

ここから先が、『私独自の解釈』です。

どういうことかと言うと…、

この十数年の間に誰かが提唱しているかも知れません。

 

ウェイトトレーニングから離れてしまった…。

 

上記事情のため、最近の情報について調べなければなりません。

 

もちろんしっかり調べてます…。

ただ…ここから先は、『あなたの判断でお願いします』という意味です。

 

閑話休題(かんわきゅうだい)でした。

 

 

肩甲骨の動きは、

『猫背』は、肩甲骨と肩甲骨が開いた状態で【固定】されやすい。

『鳩胸』『反り腰』は、肩甲骨が閉じる方向に向かって【自由】に動きやすい。

と、経験上、私はそう考えます。

 

ポイントは、

『肩甲骨を意識して動かすのではなく、姿勢によって肩甲骨をコントロールする。』

という事です。

 

上記の考え方は、肩甲骨が結構動くタイプの種目の際に、応用が利きます。

応用例を一つ挙げます。

『ラットマシン・プルダウン』など背中の種目で、重宝する考え方です。

 

背中の種目では、昔のことわざ?で『手幅を広げると広がりを、手幅を狭くすると厚みをつける』とよく言われていました。

聴いたことがある人も多いのではないでしょうか?

 

その根拠を1つご紹介しながら、応用例を解説していきます。

 

上図・ラットマシン・プルダウン・ワイドグリップ

上図・大円筋

上図・広背筋

ラットマシン・プルダウンのバリエーションの一つである『ワイドグリップ』で解説します。

ワイドグリップの目安①は、引き切った時に肩甲骨をよせれない手幅です。

ワイドグリップの目安②は、バーの端っこを握れば大体OK!です。

 

『ワイドグリップ』は、『大円筋』もしくは『広背筋上部』がターゲットです。

 

腹筋側に力を入れ、バックアーチを作らないようにし、肩甲骨を固定します。(前述の緑字の部分が理由です)

肩甲骨が固定されることにより『大円筋』が働きやすくなります

 

『大円筋』は『肩甲骨から上腕骨まで付着している』筋肉(上図を参照)なので、肩甲骨が固定されていると、バーを引くために働くことができます。

ワイドグリップとのダブルパンチで肩甲骨が更にロックされる事がポイントです。

 

『大円筋』が発達すると、脇の付けに筋肉がつきます。

脇が開き気味になり、結果肩が横に押し出され、肩幅が劇的に広がります。

私が完全にそうなってましたから、経験上間違いはないです。

 

余談ですが、

脇が開いてしまうのは、大円筋の影響であって、広背筋ではないと思います。

筋肉の付着位置と私の経験からの意見です。

広背筋が発達しすぎて脇が閉まらない的な文章をよく見ます。

ハッキリ言って良いですか?

脇が閉まらないのは『大円筋』の影響です。

肩幅も『大円筋』の影響が大きいと思います。

あまりにも多くの人が肩幅をつけるには、三角筋と広背筋上部と言います。

確かにそうでしょうが、大円筋の影響の方が大きいです。

 

凄い偉そうな事言っても良いでしょうか?

肩幅をつけるには三角筋…それはあまりに短絡思考です。

間違いではないですが…、それは全体の中の一部を切り取った話です。

 

 

『猫背』の姿勢についてですが、イメージしやすくするために、そう言っているのであって、実際は反り身ができない様に『背骨を真っ直ぐにする』つもりで、『腹筋に力を入れる』程度で十分目的は果たせます。

種目によっては腰のケガにつながりますので、くれぐれも気を付けてください。

ちなみに私は確かめるため本当に猫背にして行い、ギックリ腰をした事があります。

腰は丸めない様に注意してください。

 

『鳩胸』『反り腰』の姿勢は、私は骨のダメージはありませんでしたが、背筋を伸ばして行うところから徐々にスタートした方が良いと思います。

 

更新2回目です。

別の記事のようになってしまいました。

盛りだくさんになってしまい、逆に煩雑でないか不安です…。

前回『ラットマシン・プルダウン・ビハインドネック』で、バーを首の後に引くには、肩関節の柔軟性が必要なのではなく、背中を反らしたり、胸郭を広げる柔軟性が必要である、というお話をさせていただきました。

 

なぜ必要かというと、肩甲骨と肩甲骨をくっつける程の内転をさせ、肩を身体の後方に移動させるためです。

 

一応ですが・・・、肩甲骨に肩関節があります。だから、肩甲骨が動くと肩の位置が動くのです。

 

ここで大切なポイントは、『肩甲骨のコントロールには、まずはじめに土台となる姿勢次第である』という事です。

この種目では、肩甲骨同士をくっつけようとする時は、いきなり肩甲骨を動かすのではなく、まずはじめに背中を反らせ胸郭を広げて、『肩甲骨が動きやすい(内転しやすい)ように土台(姿勢)作りをする』事がポイントです。

 

 

これが例えば、バックプレスの場合、考え方を間違えると怪我をしてしまいます。

まずバックアーチを作り、胸郭を広げて、姿勢を作ることです。

その姿勢を前提に、首の後ろにバーを下ろす時、肩を身体の後ろに移動(肩甲骨を内転)させる事に気を使うべきであって、肩関節の柔軟性を高くする事に気を使う問題ではないと言う事です。

 

伝えたい事が見えてきたでしょうか?

肩の位置を十分に身体の後ろに移動(肩甲骨を内転)させないまま、バックプレスを行えば、肩関節に無理な負担がかかります。

肩関節の柔軟性を高くして無理に行えば、肩関節によろしくない負担がかかりそうなのは明らかです。

直すべきは、肩関節の柔軟性ではなく、姿勢なのです。

 

姿勢が間違っていると怪我直結の原因となります。

姿勢が間違っていると、たとえ怪我はしなくても、効かせたい筋肉に効かないという事になります。

それはそうです。フォームが似ていると言うだけで、違うことをしているのですから。

同じようなフォームでも人によって効き方が違ってしまう大きな要因の一つです。

筋トレをして、鍛えたい筋肉に効かないという時、実際に動かしている腕や脚に目が行きがちですが、見るべきは姿勢だと思います。

 

文章を足してみましたが、もう少しく更新を重ねて見やすくします。

【ラットマシン・プルダウン・ビハインドネック】を使って説明します。

バーを首の後に引く種目です。

首の後にバーを引くために、どうしなければならないのかを説明します。

 

バーを真下に真っ直ぐ引いてしまうと、頭に当たってしまいます。

どうしてでしょうか?

 

肩関節は、身体の前面でも後面でもなく、ほぼ真横にあるからです。

 

補足ですが、肩甲骨に肩関節があります。

 

バーを頭にぶつけないようにするにはどうすればよいのでしょうか?

 

【肩甲骨の動く方向】(上左図・上)と【肩甲骨の内転と下制『内転は横矢印』】(上右図・下)(パソコン・スマホ)

肩甲骨と肩甲骨を寄せて(内転)、肩関節を身体の後方に移動させます。

 

バーを引く時に、肩甲骨を寄せるようにすると、肩関節が身体の後方に移動するため、首の後に引く事ができます。

 

この種目は、バーを首の後に引くという特性上、肩甲骨と肩甲骨をくっつける程の内転をしなければ、肩関節に無理のないフォームでできません。

 

そして前回の話です。

猫背では、肩甲骨と肩甲骨はくっつけれません。

背中を反らし、胸郭を広げて、鳩胸にならなければ、肩甲骨と肩甲骨はくっつけづらいはずです。

 

つまり、この種目は、肩甲骨を動かす意識だけでは用をなさない事があり、その前に背中を反らせ胸郭を広げる姿勢作りが必要です。

 

逆に言うと、『姿勢によって肩甲骨をコントロールする』という事です。

 

様々なトレーニング種目を効果的に行うには、まず初めにその種目に適した姿勢作りをすることが大切です。

 

ひょっとするとまだ説明不足かも…です。何日か置いてから読まないと、直す場所が見えてこないです。しばらく更新続きでお見苦しいかも知れません。申し訳ございません。

抗重力筋です。

ヒップアップ編で触りの部分をご紹介しました。

姿勢や体型について話しているとどうしても必要なので、更新ついでに抗重力筋について解説します。

 

姿勢は、細かく分けると上図のように多種多様に分かれ、『よくわからん』となりませんか?

 

過去のブログで骨盤は、『前傾』『後傾』のパターンに分かれるとお話しました。

そこから『ヒップアップ』『美尻』とはなにか?どうしたら良いか?という話を過去ブログで展開しました。

そこで抗重力筋について触れています。

 

そして次は胸郭(きょうかく)です。

胸郭は、12個の胸椎、12対(計24本)の肋骨、そして胸骨から成り立っています。

 

胸椎は上図の様に通常は丸まり気味【後弯(こうわん)って書いている部分】なのですが、これが更に丸まると猫背(ねこぜ)になり、反り気味になると鳩胸(はとむね)になります。

 

そしてそれらの姿勢は腹筋背筋の筋力バランスが影響しており、猫背は腹筋優位、鳩胸は背筋優位となってるとお話をしました。

 

もう少し突っ込んでみましょう。

上図は、立位における抗重力筋です。

 

『抗重力筋』とは、重力に対して姿勢を保つために働く筋肉の事です。

簡単に言うと、姿勢に関わる筋肉です。

 

上図の同じ段の左右の筋肉は、それぞれ拮抗筋の関係です。

『拮抗筋』とは、反対の動きをする筋肉です。

 

胸鎖乳突筋・腹筋群⇔脊柱起立筋群

腸腰筋⇔大殿筋

大腿四頭筋⇔ハムストリングス

前脛骨筋⇔下腿三頭筋

上表は抗重力筋の拮抗筋の関係です。

 

大雑把に言うと。抗重力筋の拮抗筋同士の筋力バランスが崩れると姿勢に影響します。

具体的には、片側の筋肉が短縮すると拮抗筋側の筋肉が伸長し、筋力バランスを保とうとします。

イメージは、電車に揺られて立っている人です。

発車や停車でも上手く立っていられるのは、身体が自動的にバランスを取ってくれるためです。

抗重力筋は、身体に備わっている機能である『急に伸ばされると縮む伸張反射』などの機能の手助けにより、姿勢を保つために働く事ができます。

立っているかぎり働き続けます。

それゆえの特徴があります。

 

一般的に『遅筋(赤筋)が多く、反射しやすい。』と言えます。

 

『遅筋が割合的に多い』のは、長時間働くことを強いられやすいためです。

『反射しやすい』のは、『立つ⇒バランスを取らなければならない⇒反射が起きる』というように常日頃から反射が起きています。

反射慣れ?していると捉えて問題はないかと思います。

 

詳しく話すと長くなるので、イメージをつかむのに必要な部分のみのお話に留めます。

 

抗重力筋の拮抗筋同士の筋力バランスが崩れると、筋力が強い側の筋肉は短縮し、筋力の弱い側の筋肉は伸長することによってバランスを保とうとします。

一箇所の筋力バランスの狂いが、上写真のダルマ落としのように身体全体で補正し合う事によりバランスをとります。

 

それが、上図のような様々な姿勢を形作ります。

 

大切なのは、姿勢を決めているのは、骨格ではなく、筋肉です。

ですから、筋トレにより改善が可能なのです。

 

以上が『ヒップアップ』『美尻』のトレーニングメニューの根拠となる部分の根幹です。

 

そして上半身の『姿勢』『体型』改善へ話は進みます。

 

この『猫背』タイプと『鳩胸』タイプが筋トレに及ぼす影響のキーポイントは、【肩甲骨の内転】と【肩甲骨の外転】にあります。

 

『猫背』になってみてください。(えらそうですいません)

【肩甲骨の内転】やりづらくないですか?

肩甲骨と肩甲骨の間をくっつけることはできませんよね?

でも【肩甲骨の外転】はMAXでやりやすいですよね?

 

背中を反らして、お腹を引っ込めて、息を大きく吸い込んで、胸を大きく広げて、『鳩胸』になってみてください。

【肩甲骨の外転】はやりづらく、【肩甲骨の内転】はやりやすいですよね?

 

今、極端な姿勢で試していただきました。

しかし、普段我々が行うトレーニング中の姿勢でも『肩甲骨が動かしやすい・動かしづらい』という事が発生します。

 

当時、文章が煩雑になると判断し、入れなかったネタを入れました。

現在かなり細かく話が進展しているので、話の都合上、先に紹介して置かなければならないと感じ、更新ついでに投入しました。

もう少しわかりやすくなるように更新します…

 

更新2回目です。

【ヒップアップ】編は、長期連載でした。

今回のダイジェストは『見るの面倒だな』と思われた方にオススメです。

ある意味、『世に是非を問う』-どの業界の関係者でもない私だからこそ言えることなのかも知れません。

ただ同じ事を考えていた方は、大勢いると思います。

と思うので、『私こそは言い出しっぺである』とかは言いません。

色々理屈をこねても、以下の事柄は真実だと思います。

 

 

えらそうな前書きとともに-

姿勢が肩甲骨の動きに相当な影響を与えていると言う話の始まりでもあります。

 

当ブログ『体型と姿勢の関係①』にて、多くの人に当てはまる2パターンの姿勢があり、腹筋と背筋の力配分によって、背中の反り身(バックアーチ)が『真っ直ぐ気味』か『反り身が強い』かに分かれるとお話しました。(一応補足ですが、もちろん真ん中くらいの標準の方もいます。)

 

その腹筋と背筋の筋力バランスは、骨盤に影響を与えるという事で-

その話の続編では、骨盤の『前傾』『後傾』にスポットを当てて『ヒップアップ』について解説していきました。

 

ものすごいわかりやすい『骨盤前傾』『反り腰』です。(ブログ内では『出っ尻』とも表現しました)

一応…皆様に尋ねますが…まさか『これは【骨盤前傾】でも【反り腰】でもない!』と反論される方はいませんよね…。

上写真は、『おしゃれ』系のネットの写真であって患者』の写真ではありません

 

上の絵は、良くない姿勢の例です。

『おしゃれ』系のネットの写真の方が、かなり重症です…。

『おしゃれ』系のネットを見れば、もっと凄いのが文字通り多量にあります。

女性や未成年にも安心の写真を選んでいるので、ちょっと控えめです。

 

そして、『ヒップアップ』『美尻』イコール『骨盤前傾』『反り腰』と結論付けました。

 

決して過激発言ではないです。

『おしゃれ』系のネットの写真を検索するととてもよくわかって頂けると思います。

違うと思うのであれば、まず検索してください。…トリコもそう言っている…。

異議があるならば、私ではなく、『おしゃれ』系の写真を掲載している方々へ抗議するべきです。

プロのカメラマンの写真なのですから、どのように異論があっても、ひとつの美の形なのは認めざるを得ないと思います。

脱線…。

 

 

それでは本題なのですが、胸郭【(きょうかく)(胸をとりまく骨格)】はどうなのでしょうか?

 

これも大きく分けて2パターン分かれ、極端に言うと、『究極の姿勢』は深呼吸を行っている姿勢です。

『胸を広げて大きく息を吸い込んだ』姿勢と『背中を広げて大きく息を吐いた』姿勢です。

 

簡単に言うと『鳩胸(はとむね)』『反り腰』よりの体型か、『猫背』よりの体型か、です。

 

腹筋と背筋の力配分は、『鳩胸』体型が『背筋優位』、『猫背』体型が『腹筋優位』と考えて良いと思います。

バランス(相対)的に、背筋に力が入っているか、腹筋に力が入っているかという事です。

 

その2パターンの姿勢が筋トレにどのような影響を及ぼすのでしょうか?

 

キーポイントは、肩甲骨の動きにあると私は考えます。

 

肩甲骨の動きには、『内転・下制・挙上・下方回旋・上方回旋・外転』と6つの動きがあります。

 

肩甲骨の動きの中で『鳩胸体型』『猫背体型』に影響するのは、『内転』と『外転』です。

『内転』は肩甲骨と肩甲骨の間を縮める(閉じる)動き、『外転』は肩甲骨と肩甲骨の間を広げる(開く)動きです。

 

お見苦しくながら、更に更新を重ねていくと思います。

その時は完璧と思っても、あとから見ると『なんじゃこりゃ』って感じです。

本当に文章は難しいです。

個人的には『これはうける!』と思ったのですが、アクセス数を見ると…。

 

『反り腰』『骨盤前傾』は、『日常生活やトレーニングではお尻(大殿筋)を使う動きをしやすい』とお話をしました。

 

『なぜか?』について解説します。

その解説を通じて、判断は皆さん次第ですが、知っておくべき微妙な話があります。

 

上絵は『抗重力筋』です。詳しくは、第23話・『姿勢と抗重力筋』を参考にしてください。

 

『反り腰』『骨盤前傾』のアライメント『ヒップアップ』『美尻』のアライメントは、

腹直筋(弱)脊柱起立筋群(強)

腸腰筋(強)大殿筋(弱)

大腿四頭筋(強)ハムストリングス(弱)

です。

 

(強)…筋肉が短縮している。筋力が強い傾向にある。(過緊張している場合がある)

(弱)…筋肉が伸びている。筋力が弱い傾向にある。

 

『日常生活で物を拾う』などのように身をかがめなければならない時、2パターンに分かれます。

 

①膝屈伸からスタートする。

微妙ですが、膝屈伸を利用しているスクワットです

.(別に悪いわけではないので、あえて理想形のスクワットの写真を掲載しました。)

 

②まず腰を引く。(脚の付け根を曲げる)

これも微妙ですが、腰から引くスクワットです。

(本当に微妙な差という事を強調するため、違いの少ない写真を掲載しています。)

 

 

『反り腰』『骨盤前傾』の方は、お尻を突き出し、脚の付け根を曲げているため、身をかがめる時、腰を引きやすい状態であるので、『②まず腰を引く』からスタートしやすいと言えます。

はっきり言ってしまえば、身をかがめる前から、腰を引いています。

 

その動きこそ、現在流行りの股間節を中心に動かす、よくネットでアップされているお尻を鍛えるスクワットの動きです。

 

それゆえに『反り腰』『骨盤前傾』は、アライメント的には大臀筋は弱く伸び気味ですが、トレーニングをすると大殿筋を使うスクワットをしやすく、発達しやすいと言えます。

『反り腰』『骨盤前傾』は、大殿筋は『カチコチではなく』、巷でよく言う『伸びのある筋肉』である事が多く、やり方次第で理想的な発達をしやすいと言っても言い過ぎではないでしょう。

 

なるほど!『スクワットは、『反り腰』の姿勢で行った方が良いのか』?と受け取られませんでしたか?

ものすごく意見が別れる所ですが、私の見解は『自分の実体験的にNO!』です。

 

上写真は、これまた微妙ですが、特にフルスクワットという事であれば、このバックアーチでも結構やり過ぎと言うのが、私個人の見解です。

 

では、なぜスクワットで強いバックアーチを作らない方が良いのかと言うと、

『単純に腰の筋肉が悲鳴をあげます・・・』

脚が疲れる前に腰が先に疲れて終了します。

 

『それはあなたの背筋が弱いからでしょう?』と思われるでしょう。

しかし自分で言うのもなんですが、結構強かった」と思います。

ナロウデッドリフトは、練習で体重程度の重さで流す程度にしかトレーニングをしてませんでしたが、体重の3倍以上はいつでも引くことができましたし、背筋力計は測定不能でした。

重さはどうでもいいのですが、身体のバランス的に背筋が強かったのは確かです。

 

何が言いたいかというと、『スクワットをすると腰の筋肉の疲労がスゴい!』という方は、バックアーチの作り過ぎが原因という事があるので、参考にしてみてください。

ただどこかで書きましたが、私はバックアーチを作らないようにフォーム改造をしている時に

腰を丸めてスクワットをしてしまい、見事にギックリ腰になりました。

十分にお気をつけください…。

 

スクワットのアーチをしっかり作るべきか問題は結構奥深いですが、私は『やってみて普通に無理!』と思いました。

ではどれくらいのバックアーチが適正と考えるかと言うと『スクワットのしゃがみについて』では話した程度のアーチです。その中でも話しましたが、フルスクワット前提の話です。

 

しゃがみ方が『パラレル』くらいまでなら、バックアーチを結構作っても良い気はします。

しかし私はフルスクワットにこだわっています。

そのため、しゃがみの浅いスクワットでバックアーチを作ってトレーニングをしようした事がなく、経験がないのでわかりません。

 

更新1回目です。