一日一花

一日一花

花や写真などその日気になったことの記録

初めてコロナに感染しました。ただいま第〇波に入りつつあるらしく、いつもかなり気を付けていたにもかかわらず、わずかな隙をついて毒牙にかかってしまったという感じだ。

 

症状としては、世間で知られている状況にくらべればかなり軽症だったと思う。のどの激痛も味覚、嗅覚障害もなかったし、咳も最初はでなかった。回復途上で咳がでるようになるそうで、後になって重い咳がでるようになったけれど、これは処方してもらった咳止めの薬で緩和している。

 

一番つらかったのは高熱だ。最高で38.9度で(他の人に比べればこれも低いほうかもしれない)、幼少の頃に扁桃腺を切除してからはこんなに高い熱をだしたことはない。

もっと正確にいうと、単に高熱がつらいというより、こんなに発熱しているのに発汗していない状態に混乱し、「早く放熱させてくれ!」と叫びたいくらいだった。

 

実はこれも身体の作用の一つらしい。病原体をやっつけるため、免疫を活性化するのに体を高温にする必要があるらしく発汗を抑制するのだそうだ。免疫細胞の戦いが収束すると自然に発汗が行われるとのこと。だから、病気の最初の頃は、解熱剤も含めて、あまり熱を下げるようなことはしないほうがよいとあった。もちろん、赤ちゃんとか高齢者とかあまり高熱が続くと他に影響がでるような人には言えないことだろうけれど。

 

今は発症して4日目だけれど、実質ベッドでぐったりしていたのは二日間。連休明けの昨日は病院で診断してもらって、コロナと分かって逆に安心した。昨夜はぐっすり眠れたし、もう普通の生活ができるようになった。他の方を感染させないためにしばらくは隔離生活をしなくちゃいけないけれど。自分の免疫細胞をほめてやりたい。

 

以前読んだ「はたらく細胞」という漫画(Eテレでアニメもやってました)のせいもあると思うけれど、今回のコロナ罹患を通じて、自分の身体の内側で起きていることを実感できたようで、なんかいい経験だった気もする。

 

それにね、今はコロナワクチンは自費ですが、1回1万5千円程度なんだそうです。インフルが3千円くらいなので、まだまだ高いです。だから、ワクチン1回分自力でコロナ免疫を獲得したとも考えられる。

もちろん、予防対策をきちんと講じて、罹患しないことが一番大切です。

 

コロナにかからなければ、昨年のように小石川後楽園の早朝開園に行って、蓮や睡蓮を撮るつもりだったのになあ。また来年!