整水器や浄水器の活性炭チャコールフィルターで放射能が除去できるのか?
浄水器ではなく整水器にご興味ある方はコメントやメッセージをどうぞ
震災後に東京都内で食料や物資が買い占めで無くなり、10日経ってようやく米やパンが流通し始めたと思ったら
今度は放射能のニュースが流れただでさえ無かった水がまったく無くなりました。
心配な気持ちはわかりますが、正しい情報を見に付けて判断するのも大切だと考えてます。
水道水の放射性物質(放射性ヨウ素)には活性炭が有効
東京都葛飾区にある金町浄水場の水道水から、1歳未満の乳児の摂取制限の指標を上回る量の放射性物質が検出されました。
東京都はこの浄水場の水道水を利用する東京23区と多摩地区の5つの市で乳児に限って水道水の摂取を控えるよう呼びかけていますが、長期的に摂取しなければ健康に影響はないとしています。
【NHKニュース】都の水道水 放射性物質を検出より
このニュースを見てびっくりされた方も多いかと思います。
ペットボトルも入手困難ですし、どれだけ危険なのか、どんな対策があるのか、インターネット検索をしても出てくる情報は悲観的なものばかり。
放射性物質(放射性ヨウ素)は除去できるのかという点ですが、除去できなければ、過去において原子力発電所からの排水が問題になっていたはずです。
実は、原子力発電所の排水システムや空調システムでは、放射性物質を除去できる設備があります。
方法としては、排水システムには、活性炭が、空調システムには、活性炭フィルター(チャコールフィルター)と
ヘパ(HEPA)フィルター、ウルパ(ULPA)フィルター(目が細かいフィルター)が使われています。
つまり、放射性物質(放射性ヨウ素)には、活性炭が有効ということが分かります。
活性炭は放射性物質(放射性ヨウ素)を吸着する能力を持っています。
活性炭には無数の微細な穴が開いていてそこに放射性物質(放射性ヨウ素)を閉じ込める仕組みです。
その表面積は、活性炭1gあたり500~2000㎡もあります。
厚生労働省の資料でも
粉末活性炭によるヨウ素131の除去実験では、原水への添加の場合、活性炭注入率が5、30、200 mg/Lで、
除去率はそれぞれ74%、100%、100%。同様の実験をろ過水に添加した場合、活性炭注入率が5、30、200 mg/Lで、ヨウ素131の除去率はそれぞれろ過水の濃度からみて22%、39%、47%であった。
そこで、皆さんの家庭に整水器や浄水器があれば、まず、活性炭を使っているかを確認して下さい。
活性炭を使っていれば、放射性物質(放射性ヨウ素)の除去に一定の効果があるはずです。
もちろん、検査をしていない(検査ができない)のでどの程度の放射性物質を、どれくらいの期間除去する
のかはわかりません。
しかし、水道水をそのまま飲むよりリスクが少なくなる可能性があります。
コツは、水をゆっくり出すこと。
1分間に1リットル以下が目安です。
浄水器のカートリッジは新品と交換して下さい。
できれば、浄水器を通した水を溜めて、備長炭(飲料用)を入れておくとよいです。
このまま一晩おいて飲むとさらにリスクは少なくなるはず。
飲み水以外で気をつけるのは、お風呂。
こちらも備長炭をネットに詰めて沈めておくとよいです。
ちなみに私が使用している整水器がどれだけ放射能を除去できるか先月緊急に専門検査機関に本社が調査を依頼しました。
その結果・・・の告知
フィルターのヨウ素除去能力について
福島第一原発の事故により、水道水にヨウ素131などの放射性物質が検出された問題で、
弊社にも整水器のフィルターで除去できるかとのお問合せを多数頂戴いたしました。
ヨウ素が活性炭に吸着されるという性質があること、
浄水場や原子力施設でもヨウ素除去に活性炭を用いているということなどは先日お知らせしましたが、
実際に整水器を通すことでどの程度の除去ができるのかはデータが無く、
「おそらく除去できるだろう」程度の見解を皆様にお伝えしました。
そこで、ヨウ素の濃度を測る計測器を入手し、実際に検証を行いましたので、その結果をご報告いたします。
試験方法
水道水と整水器で生成した還元水のヨウ素濃度を比較する。
ヨウ素濃度はハンナインスツルメンツ社(イタリアの最大手計測器メーカー)のデジタル吸光光度計を使用し、
DPD法により計測する。
この吸光光度計の詳細は下記の通り。
測定範囲 0.0~12.5ppm (mg/L)
検出単位 0.1ppm (mg/L)
精度 ±0.1ppm (mg/L) ±測定値の5% @25℃
各試料を3回ずつ計測し、その平均値を結果とする。
また、整水器は弊社にて3年間使用し、カートリッジは交換後、約3ヶ月使用。
結果
水道水(単位はppm)
1回目 2.3
2回目 2.2
3回目 2.4
平均 2.3
還元水(単位はppm)
1回目 0.0
2回目 0.0
3回目 0.0
平均 0.0
試験の結果、水道水に含まれているヨウ素は整水器のフィルターで除去できることが分かりました。
ヨウ素には24の同位体があり、そのうちの一つが今回問題になったヨウ素131ですが、
これらの同位体の化学的性質は同じですので、今回の実験により、
水道水中のヨウ素あるいはヨウ素の同位体はほぼ取り除けるということになります。
写真1は水道水と還元水にヨウ素試薬を入れた状態です。ヨウ素に反応し、赤く発色します。
デジタル吸光光度計でこの発色の度合いを読み取り数値にします。
写真2はヨウ素試薬です。
以上の結果でたので、私の整水器は十分に放射能を除去できることが分かりました。
今後も、継続的に、フィルター性能を調査することで活性炭の放射性物質
除去性能の目安になります。
このデータは弊社だけでなくより多くの方に非常に貴重なデータに
なることでしょう。