第1回目は国内ブランドと海外ブランド(スイスの時計ブランド)の特徴についてまとめてみました。
■第1回目は国内ブランドと海外ブランド(スイスの時計ブランド)の特徴についてまとめてみました。
1.国内ブランドと海外ブランドの特徴って何?
| 日本の時計と聞いてイメージする言葉と言えば「正確」「安い」「ハイテク」。 対して海外ブランド時計のイメージはどうでしょう。 「伝統」「個性的」「高価」こんなところでしょうか。 なぜイメージにこんな違いが出るのでしょう。 それはそれぞれが主軸とする機械(ムーブメント)の違いが大きく関わっています。 まず、それぞれが主軸とする機械(ムーブメント)の違いについて見ていきましょう。 | ![]() |
*時計の機械のことをムーブメントと言います。以下ムーブメントで統一します。
![]() | 普段何気なく着けている国内ブランドの時計ですが、秒針を見てみると1秒ごとにカチッ、カチッとステップして動いていませんか?それは日本の時計ブランドが主軸としているクオーツ式ムーブメントの特徴です(掛け時計や目覚まし時計ではスムーズな連続運針の物もあります)。その他にも、Gショックに代表される液晶デジタルウォッチもクオーツ式です。 |
| クオーツ式の時計には精度に大きく関わる心臓部に水晶振動子という部品が使われています。これがクオーツ(水晶)式と呼ばれる由来です。 | ![]() |
それでは、クオーツ式時計の主な特徴を挙げていきましょう。
- a)高精度クオーツ式の時計の場合どれだけ精度が悪くても月差(1カ月で時計がずれる秒数)20秒程度、精度の良いものであれば年差5秒から10秒といった物まであります。
- b)丈夫で安い機械式の時計に比べて部品点数も少なく構造も単純なことからショックに強く壊れにくいです。またムーブメントの組み立てはフルオートメーションで大量生産を行うためコストも安くあがります。
- c)付加機構が安価で付けられるパーペチュアルカレンダー、ミニッツリピーターなど機械式時計では数百万円から数千万円する機能を持った時計も安価で作ることができます。また光発電、電波時計、GPSウォッチなどのハイテクウォッチもクオーツ式ならではです。
どうですか?クオーツ式の特徴と日本の時計のイメージがピッタリ重なりますね。
| 続いて海外ブランドが主軸としている機械式の時計について見てみましょう。 こちらはゼンマイを動力に駆動する昔ながらの時計で、ゼンマイの巻き上げ方の違いで、 手巻き、自動巻きなどがあります。 秒針の動き方はスムーズな連続運針になります。 | ![]() |
では、機械式時計の特徴を見てみましょう。
- a)時間のズレが大きいゼンマイを動力源とする伝統的な昔がらの時計になりますので、クオーツ式ほどの精度はありません。通常の精度で日差(1日で時計がずれる秒数)20秒から30秒、精度の良い物でも日差5秒から10秒程度です。
- b)比較的高価で繊細クオーツ式に比べムーブメントの部品点数も多く、非常に繊細なため、ショックには強くありません。また、どれだけ安価なムーブメントでも全てをフルオートメーションでは組み立てられないため、人の手が入る分コストは高くなります。
![]() | 特徴だけを挙げていくとクオーツ式が優勢に見えますね。 時計をただ道具として捉えた時にはクオーツ式が優勢です。 しかし、時計を趣味として捉えた時に見方はガラリと変わります。 |
みなさん、おじいさんやおばあさんが古めかしい時計を着けているのを見たことはありませんか?もしも若いころに買った時計、もしくは親から譲り受けた時計であればそれは間違いなく機械式の時計です。
クオーツ式の腕時計が発売されたのは1969年、そして1970年代には一般に広く普及しました。しかし今その当時のクオーツ時計が現役で動いている事はほぼありません。なぜならクオーツ式はムーブメントの生産が終了すると修理ができなくなってしまうからです。特に日本の時計メーカーはモデルチェンジを頻繁にし、ムーブメントも次々に改良を加えていきハイテク化していきます。つまり、常に最新式のムーブメントに入れ替わっていくクオーツ式時計は買い替えを前提にしたものが中心なのです。
一方ムーブメントの生産が終了しても修理可能な事が多いのが機械式です。これは、昔から基本的な構造が変わらず、ムーブメントの生産が終了しても修理部品を調達しやすい事によるところが大きいです。定期的なメンテナンスをすることによって長期間使うことができる時計・次の世代まで伝える事のできる時計が機械式なのです。長く使えるということは趣味としてだけではなく、一生モノの1本が欲しいと考えている方にも重要だといえます。また機械式時計特有の手間について言えば、手巻き式の場合は自分の手でゼンマイを巻き上げなければなりませんし、自動巻きは腕から外して2日も着けなければ止まってしまいます。時間がズレれば時間合わせも必要になります。こうして世話をしながら時計を使うのは機械式の時計ならではですし、これにより時計に対して愛着も湧きます。
ある程度手間がかかるという事は趣味の時計としての重要なファクターでもあるのです。
安価で大量生産でき、時間も正確なクオーツ式ムーブメントを主軸に置く国内ブランドと、伝統的で職人の手が必要な機械式ムーブメントを主軸に置く海外ブランド。それぞれが主軸に置くムーブメントの違いによって、それぞれのイメージがある程度形作られているのは理解していただけたでしょうか。
もちろんすべてのブランド、シリーズがこうだとは言いませんが全体像をざっくり捉えてもらえたならうれしいです。
2回目は様々な時計の機能について解説します。
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ブログ統一のお知らせ
いつもWATCH.1Fのブログをおよみいただきありがとうございます。
この度、各階ごTおに分かれておりましたブログを諸事情により統一することとなりました。
移転先:http://ameblo.jp/watch-4f/
今後とも上記ブログにて更新してまいりますので、どうぞよろしくお願い致します!
今まで5階ブログをありがとうございました!
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≪ダーツーセレクション
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こんばんは~![]()
ちょっと話は古くなりますが、マンチェスターユナイテッドに移籍した香川選手が初ゴールを記録しましたね![]()
こぼれ球を押し込んだだけかもしれませんが、やはりそのそのポジションにいる事が大事ですからね![]()
さすが日本の10番はやってくれます
ルーニーも怪我してしまったので、スタメンに定着するチャンスですね![]()
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是非今後とも頑張ってもらいたいです![]()
さて、そんな本日紹介するのはこちらの商品![]()
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ロレックス ヨットマスターロレジウム 16622 M品番
定価(税込み) ¥976,500-
中古特価(税込み) ¥648,000-
○仕様
・自動巻き
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・SS×PT
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新型の発売が発表されたヨットマスター![]()
新型ではブレスレットタイプが新しくなるので、今のヨットマスターとはちょっと違った雰囲気になると思います
なので、16622のデザインが気に入っていたお客様![]()
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