わからないこと

間違うこと

できないこと


避けたくなりますよね。

だって自信ないんですもん。



でも

逃げてる時間が大損かもって本当に思います。



何かを正しく知ろうとする時に本で調べる機会が多いですが…

わたしは元々勉強が苦手で読解力もないと思います。

ただ、

見様見真似でやったり、身体で覚えるのが得意です。


なせばなる。

なさねばならぬ。

何事も。


もちろん、

失敗しないで最初からうまくできるわけではありませんけど、


仮に、

読解力があっても、

「知識がある」と「できる」は違うので、


はじめにもし周りより理解が遅くても、

おかしな失敗をして恥ずかしかったり他人に迷惑をかけてしまっても、


意外と、


「ちゃんとできるようになるまでやる人」


が少なかったりするんですよね。




その、ちゃんとできるようになるのが

(いつでもいいや)

じゃなくて

(早くそうなりたい!)

って思えたことについては、必然的に上達します。




何かを叶えたいと思ったときに


一気に勉強したところで


一気にすぐに習得できる人などいないと


わたしは思います。





だから、


子どもたちのバスケの上達のために、


成長期の身体の痛みやトラブルを防止するために、


勉強の苦手克服のために、


人として常識的な立ち振る舞いができるように、




面倒くさくても単純で効果のあることを毎日繰り返しやらせています。



言葉で説明されてすぐには、わかったようでイマイチわからなかったり、わかったけどすぐに知識が抜けたり身体が忘れてしまったり…


言われただけで習得できる人も

読んだだけで体得できる人も

いません。



結局は、熟練すればするほど自信がつくに決まっていて、


経験がすべてで、


どんな経験であれ、


上手くできない自分にがっかりした今日だとしても、


それ自体が一歩前進。




子どもたちが


こんなに若い今から


失敗しないように


嫌な気分にならないように


周りの目ばかり気にして過ごしてたら駄目です。




誹謗中傷が激しい世の中になってしまってるので、

怖いのはわかりますけど、


経験豊富な大人としては、子どもが心豊かに育っていけるように見守ってあげたいと思っています。




泣いても傷ついても


それでいいときもある。


むしろそれこそが必要な経験のときもある。





はじめは読むのも理解するのも面倒くさがるし、


教えても覚えるのに時間がかかるとき、こじらせちゃったりもするし、


はじめが大変なんですけど。笑い泣き


やってれば


その大変はいつしか大変ではなくなるんですよね。





やればやるほど


余裕でできる自分になれる。


そしたらもっと挑戦できることが増える。


そのワクワクこそ与えてやりたい。




頑張るのが難しい時期を乗り越えて、


精一杯頑張っても思い通りにいかない厳しさに正面からぶち当たって、


悔しい気持ちを持つようになったときには…




もう、


放っておいても頑張れるのだと思います。




面倒な勉強や練習を厳しくやらせるのは、

そういう軌道に自分で乗れるような子に育ててやりたいからです。


だから、最初は何も頭に入らなくても別にいいけど、習得すべきことはとにかくできるまでやって、身体で覚えてきたら、書いてある文の意味とやっと一致したなんてこともあるし、地味な練習のひとつひとつの意味もそのうち必ず痛感するときが来るので、親子でコツコツとやるべきことを続けるのみです。


なんとなく知っている


よりも


できる


を増やそう。ニコニコ