高山明子の今年の流行を見極める!

高山明子の今年の流行を見極める!

高山明子(スタイリスト)による、今年のファッショントレンドの紹介、着こなし術

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頭を使って、工夫をしないと"おしゃれ"は出来ません。

お金を沢山使ってステキなものを次から次へ買うこと、頭のてっぺんから足のつま先まで新品で揃えて変身することは、もはや、誰もステキだとは思わなくなったのです。

自分なりに情報を得て勉強し、知恵を出し、工夫し、苦しんでいろいろに努力してステキに「もうひとつの役目」の着こなしなっている人を評価してくれる時代になりました。

スタイリストやデザイナーも、それに大きく貢献しています。

もう少しフェミニンなタイプが必要になったときは、素材がシルクタッチのものとか、同じ綿でもサテン織りになっているようなものがいいでしょう。

ニューヨークのデザイナー、「カルバン・クライン」や「アン・クライン」「ラルフ・ローレン」というデザイナーのものや、東京ブラウスの「ドゥ」などが、ややエレガントなタイプとしておすすめ出来ます。

ただあまりデザインに装飾性がありますと、くずしがきかなくなる場合もあるので、選ぶとき注意して下さい。

高山明子(スタイリスト)
"フェミニン"や"エレガンス"という味わいは、素材だけで取り入れるくらいにして、パールのネックレスやブローチ、ステキなスカーフで仕上げる方が断然ステキです。

最近、衿元にボウ結びをするブラウスが少なくなっているのにお気づきですか?もちろん、あるにはあります。

同じボウでもフォーマル用やタイ風に結べるものならばいいのですが、オーバーなボウは、アクセサリーもいかしにくいので、組み合わせ用にはむきません。

むしろ最近の傾向でみますと、ブラウスはクラッシックな傾向に移っており、目立つのはジレー型の後あきタイプです。

その昔、私たちの母親が入学式や卒業式に着て来たような雰囲気のクラッシックなものが中心です。

前あきのものもなくなったわけではありませんが、ブラウス全般に言えることは、型自体はシンプルになってきている反面、素材が変化して、レースやサテンといったバリエーションが見られます。

また、組み合わせ、着こなしという点からでしょうか、柄物は減ってきており、むしろ、ししゅう、カットワーク、ボタン変化、フリル、レースといった飾りで変化が出されています。

高山明子(スタイリスト)
着こなしの決めては、衿元と全体ですが、男っぽいテーラード・ジャケットを着た場合には、女っぽさを一つ加えて下さい。

イタリアに、ジョルジュ・アルマー二という、世界でも1、2を争う秀れたデザイナーがいます。

彼は"ジャケットのアルマー二"と呼ばれるほど、ジャケットに新しさを少しずつ加えています。

現在流行の、男っぽい、肩で着る、それでいてどことなく女っぽいジャケットを最初に作ったのはアルマー二です。

彼のショーではいつもジャケットが沢山出てきますが、一見男っばいジャケットも後の衿がペタンと女っぽかったり、ブラウスがシルクでとってもやさしい型だったりしていて、最後の仕上げはやはり女性らしくなっています。

アルマー二に代表されるように、今のジャケットの着こなし、というのはやはり、この"女っぽく着る"というところだろうと思います。

ですからスカートのあわせ方、ブラウスのあわせ方を女っぽい方へ少しずつよせてゆくと、とても現代的な着方になります。

特に衿元の演出がポイントです。

具体的方法としてはジャケットの中のブラウスをシルキーなタッチのものにする。

アクセサリーは、パールのネックレスやブローチにする。

胸元のポケットにレースのハンカチを飾る。

ただ、あまりいろいろにやらないで、女っぽいものを一つか二つですませる方が効果的です。

そのためには、ジャケットそのものは、白、黒、グレー、といった無彩色の色の方が、アクセントがよくききます。

高山明子(スタイリスト)
Tシャツの着方には2つのタイプがあります。

一つは、Tシャツをラフに荒っぽく着る方法です。

Tシャツそれ一枚というよりは、シャツの下から見えたり、、セーターの下から見えたりという重ね着の、のぞく効果のために使います。

家庭の主婦の家でのスタイルに、トレーナー姿をよく見かけます。

確かに便利ですし、一年中着れるのですが、学生のようでもあり、あまり芸がありませんね。

それならば、白TシャツにVネックセーターとか、白Tシャツにビッグシャツ、という重ね着にした方がずっとステキですよ。

夏に、それ一枚で楽しむためには、いろいろな色もあっていいでしょう。

それでも、ゆるみだけは充分にあってビッグなことが大切です。

高山明子(スタイリスト)
丸首セーターの着こなしは、中のシャツやブラウスの衿を使った重ね着が一つと、スカーフ等で衿元を変化づけることの二つです。

パールのチョーカーやブローチも、プルオーバーをいかしてくれる脇役です。

上に羽織るカーディガンやジャケットとのバランスで、アクセサリーを変えるのもいいでしょう。

丸首プルオーバーをベースにしたものに、ツインセーターと呼ばれるアンサンブルがあります。

この場合もスカーフやアクセサリー、マフラーで変化をつけて着ます。

女っぽくしたいときは、レースやシルクシフォンのストール、流行のエルメススカーフも楽しいですし、水玉文様もなかなかしゃれています。

そして、カーディガンをはおったり、手に持ったり、という動きを出すことで、より変化がついてくれます。

高山明子(スタイリスト)
カーディガンは、V衿力ーディガンや、丸首力ーディガンが定番でしょう。

さりげないカーディガンは、着方によっては、ジャケットに負けない雰囲気が出てくれます。

白いV衿のカシミヤのカーディガンは、バーゲンでメンズのものを買いました。

中にはレースのTシャツ、パールの大きめのブローチとパールのネックレスで着ます。

白黒の水玉のプリーツスカートなどと組み合わせて、とても気に入っているものです。

シルクのブラウスや、光沢のあるタートルネックとあわせると、充分外出着にもなります。

ニットは体にそいますので、ゆるみは多いくらいでちょうど良いバランス。

これもあまりピッタリのものを選ばないで下さい。

高山明子(スタイリスト)