狭い診療所の待合室でね

小学校に上がる前ぐらいの

小さなヤンチャ坊主が居てね。




診察前もチョコマカしてたんだけど

長ーい待ち時間を我慢して待ってたの。





んで、やっと診察が終わって

会計を待つあいだ

退屈で仕方なかったんだろね。





長イスの背もたれに

イナバウアーして

逆さになった景色を面白がってる様子だったの。



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静かにイナバウアーしてる

だけだったら

まだよかったんだけど




足を

ピョンコ ピョンコ

突っ張ってるの。





今にも頭から落っこちそうになって。




私の手が届きそうな距離に

居てたから





その都度

体が反応しちゃって。





だって目の前で

小さい男の子が

真っ逆さまに落っこちるの

見たくなかったんだもん。






「言っちゃいけない。言っちゃいけない。」





って我慢してたけど。。。




「あぶないで?いつか落っこっちるで?」




思わず男の子の頭を支えながら

声をかけてしまった…あんぐりうさぎ




知らない人に声をかけらて

ビックリしたのか

それから男の子はおとなしく

ちょこんと長イスに座ってました。





周りの人の目もあるし

私は何処に視線を向けたらいいか

わからず

男の子とその親御さん(お父さんだけだったけど)と目が合わない方向を、ずっと見てました。



男の子の会計がやっと終わって

お父さんと帰る間際




お父さんが私の方を見て

微笑んで会釈してくれたから

ほっとして会釈仕返しました。




ちなみに、その親子。




ご近所に住む

ブラジル系の親子でした。




私のこと

「お節介な日本人だなー。」

って思ってたかな?






ま。

男の子が落っこちなかったから

いっか〜てへぺろうさぎ