今までに2度、家族と離れ遠いところに住んだことがある。言葉も通じないし、食べ物も違う。空の色も空気の味も、サハラの住んでいる町とは違っていた。




水道の水を飲んではいけないことや
バスに乗ってうたた寝をしてると危ないことなど
の連続の日々。


ひとりでいると見える風景
ひとりだから感じる思い
ひとりでできた深呼吸

そうして
ひとりじゃないと感じてた。

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著者: 川畑 要, 堂珍 嘉邦
タイトル: ひとり、ひとり。Two as We Stand