こんにちは!川島初代です。


体と心を整えることから始める
元看護師の「らいふコーチング」です。







私の女友達に結構な音量と激しさで
いびきをかく人がいます。


一緒に旅行しても、
必ずシングルルームをとります。


そんな彼女、
すぐに寝る。


昼間でも時間があると、
横になってガッスリ寝る。


そんなに何処でも、
いつでも寝れて羨ましい~。


そう思う反面、
ちゃんと夜寝れてないから
疲労が蓄積してるんちゃうかいな?


思わず元看護師は心配します。


実は単に呼吸するだけでも
結構なエネルギーを使うのに、
そこにいびきが加わると
かなりのエネルギー消耗になるんですよ!


たとえば、
自転車を1時間漕いだとします。


それで消費するカロリーは
約300キロカロリー程度です。


何もせずに単に生きているだけだと
どれくらいか?


男女とか年齢で多少の差はありますが、
だいたい1,500キロカロリーで、
このうちのかなりのエネルギーを
なんと呼吸に使っているんです。


私は緩和ケア病棟に勤めていましたが、
末期の患者さんのご家族に
「呼吸するのも凄いエネルギーを
使っているので、
頑張っているのを褒めてやってね」
と話しかけていました。


そうしたら、
患者さんが喋らなくなったと
悲しんでいたご家族も、
呼吸している姿に喜びを感じ、
くしゃみをしたり
あくびをすると
大喜びしてました。


話がずれましたが、
それだけ横隔膜を下げて
肺に空気を送るというのは
重労働なんですよ!


こんな重労働を四六時中してるのに、
いびきをかく人は、
背中に重たい荷物でも背負って
呼吸してるみたいなもんでしょうか?


グゴゴゴー・・・・。


端からみたら豪快に寝てますが、
実際は気道が狭くなっており、
必死の思いで肺に空気を送り込んでいる
悲鳴のようなにも聞こえます。


ちょっと難しくなるけど、
元看護師はつい書きたくなるo(^o^)o


気道が狭いから
十分な空気が吸えないから
低酸素状態になっている。


そうなると体も堪ったもんじゃないから、
体のすみずみに酸素を行き届かせるために、
自律神経が心臓の拍動を速め、
血圧を上げる。


本来なら寝ている時は、
自律神経は副交感神経が優位のはずなのに
体に酸素を送らないといけないから、
寝ている最中も交感神経が優位になって、
自律神経も休めてないんです。


つまり、寝ているのに自律神経を酷使して、
ますます疲労が蓄積!


そんな状態で目覚めても、
朝から体は重たいし、
脳も働かないから直観も冴えません。


もし、そんな状態でコーチングを受けても、
肝心の自分の状態が準備できてなかったら
パフォーマンスには繋がりにくいと思います。


たまに疲れきった状態でコーチングを
受ける方がいますが、
直観も閃きも瞬発力も冴えないし、
時間とお金の無駄になるので
「寝てはどうですか?」
って思わず言ってしまいます。


私は、私たちには自分で
気づきを得る能力があると信じています。


そのためには、
体と心が整わないといけません。


リソースフルな状態で
自分と対話して気づきを得る。


そこから更に上の気づきを得るために、
コーチによるコーチングを受けるのが
良いと考えます。


だから、
まずやることは、
しっかりと自律神経を休めることです(^^)d