「蒼磨様!今日は、とうとう12日でございます!
」
「ようやくだね。一時は如何なる事かと心配したが…
僕も、そろそろ準備をするよ」
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「ようやくだね。一時は如何なる事かと心配したが…
僕も、そろそろ準備をするよ」
「ああ~でも、毎度ながら緊張致します!」
「皆様、お出で下さるのでしょうか…」
「落ち着きなさい、正崇」
「びっぐさいと、とは、それはそれは、そん所其処らの園遊会など
比べ物に為らない人出でございます!」
「成程、心して行かねば為らないな…」
「若し、我々の事を皆様が発見して下さらなかったら…」
「いやいや、流石に探して来て下さるだろう」
「若し、万が一の事が有れば…」
「僕が責任を取ってこの刀で!」
「またか!早まるのは止めなさい!」
「・・・・・・・丸坊主に為ります」
「ややこしいな!刀でか而も!」
「そんなに心配なら、君も供をして皆さんをお迎えすれば好いじゃないか」
「……分かりました!!蒼磨様と、皆様の為に、僕も会場へ向かいます!」
そんな訳で、皆様もどうかお気を付けて、いらして下さいませ!
僕たちが会場でお待ちして居ります!!
でも、一番心配なのは、作者なんですよね…
大丈夫かなあ…