皆様、今晩は!
そろそろ春も近付いて参りましたが、まだまだ肌寒いですね。
そんな僕は、先日街を散策中…


銭湯を発見!
「こんな処に有ったんだ、知らなかった…」


中々、広くてゆったり寛げそうです!


「そうだ、蒼磨様をお誘いしてみようか!」
勿論、斎木家には、立派なお風呂が三つほど有ります。
僕は、清掃していただけですが…


こうした、町の銭湯などには、華族の若様である蒼磨様は、
一度も入ったことが無いはずです。


飲み物も有るし、屹度面白いんじゃないかな!?


其処で、今日は早速、斎木家へ。
でも、蒼磨様はいらっしゃいません。


「あれれ…、今日はこの時間はお出でと伺っていたけれど…」


寝室にもお出でに為られないので、和館の方まで探してお部屋を覗くと…


見付けた!あれ…でも、なんだか考え込んでいらっしゃる…
「正崇。来ていたのか。実は、知人の雑誌に寄稿を頼まれたんだが…、
どうも、題材が思い浮かばなくてね。巧く書けないんだ」


…よし!
「蒼磨様、そんな時こそ銭湯へ参りましょう!」
「なに、今から軍隊に」
「それは『戦闘』です」


「…町の風呂か、なるほど…確かに行ったことが無いね」
「其処での感想をお書きになったら如何でしょうか。
華族の方から見た視点。面白いと思います!
それに、まだ寒う御座いますから、芯まで温まれば好い文面も浮かびますよ」


「…そうだね。行ってみようか」
「はい!ではご案内致します!」


そんな訳で、蒼磨様の初銭湯や如何に。