イギリスのロマン派の詩人
シェリーによる



素晴らしく美しい
ロジャー・クィルターの
歌曲があります


{2D4EA18A-399B-4E3D-8E4F-D17D032F3EFF:01}



この曲を初めて知ったのは
まだ学生の時でした



朝倉蒼生先生という
アメリカで研鑽を積まれた
端正な歌唱のソプラノ歌手で


当時それはそれは
学生よりも勤勉で
研究熱心な方でした

その方に師事している時に
アーリーン・オジェーさんの
CDを聴かせていただき
勧めてくださいました



卒業してずいぶん経ってからも
他にも美しい英米歌曲をたくさん
お勧め頂いて
2010年のソロ・リサイタルで
歌うことができましたが
本当に妥協のない
音楽作りは
今でも心に残っています








歌声は消えても、音楽は
思い出の中に響き

菫の花は萎れても、香りは
感覚の中に生き続ける…



そう

この歌にあるように

今はもう
先生はおられませんが



これを歌うたび



感動とともに
私の中に
先生の音楽は
蘇るのです


ciz.