あ、簡単なネタバレですけど、困る人は見ちゃダメです。(;´▽`A``
日記第356回
大学2年生の多崎つくるくんは、名前にそれぞれ色を持つ親友4人―青海(アオ)・赤松(アカ)・白根(シロ)・黒埜(クロ)―から理由も伝えられず追放され、死にたくなったり、プールで泳いだり、筋トレしたり、夢精したり、新しい友人―灰田(グレイ)―ができたりして、やがて好きな駅舎を増築改修する仕事に就いて、それから16年経って、現在の彼女に「真相をハッキリさせたら?」と諭され、シロが亡くなっていることを知って、ついでにそのシロが「つくるにレイプされた」と言ってたらしくて、意味不明のまま他の3人にいろいろ聞きに行く「巡礼」がはじまる――
そんなカラフルなおはなしでした~…ヽ(;´Д`)ノオナカイッパイ
日記第355回
「サーバー処女」とは何か。
俺の職場は変化している。
「編集」のカタチも、フィルム→テープ(リニア)→ノンリニアと進化を遂げているのである。
たとえば、映像の1カットめと2カットめを入れ替える作業。フィルム編集なら、チョキンと切って貼るだけだが、元に戻せない。一発勝負の編集である。リニア編集は、何度でもやり直しはできるが、入れ替えるのに数十秒はかかる。そして現行のノンリニア編集。なんと入れ替えるのに1秒。ラクチンな時代になったものである。:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
編集の変化にともない、実際に映像をオンエアする、いわゆる「送出」作業も進化。これまではテープを機械に装てんして放送していたが、テープも次第に無くなっていくわけで、いまではテープレス送出、通称「サーバー送出」が半分を占めるようになってきたのである。
編集マンは、NDさんと呼ばれる人とペアになってニュースを出すのだが、俺が「じゃあ次のニュースはサーバー送出にしますか!」と言うと、「まだサーバー送出やったことないんですよ~」という人たちも多い。(サーバー送出自体がまだまだ実験段階なので、失敗したときの対応がまだ確立されておらず、みんなサーバー送出がおっくうなのだ!)
しかしいずれ全体がサーバー送出になるのだ。NDさんには涙をのんでもらい、サーバー送出を敢行してもらうのである。こうやってサーバー送出デビューする行為を、「サーバー処女を脱する」という。それだけの話である。