先進7か国が平和都市広島で一同に会した様子は時世の流れだろうか?核軍縮、核廃絶と各国の首脳は一個人としての理想論を持ち続けてはいるだろうが、国益を守る立場上実行までには、かなりの距離があるのだろう。今、ウクライナ問題、シリア、中東問題、アフリカと世界至る所でミニ戦争が起きているし、日本を取り巻く環境も安心できない状態です。だからといって国益を守る為、軍拡、核共有化に即流れるのではなく、先ず話し合うテーブルを用意する事が先決だと思います。広島原爆資料館での原爆犠牲者の惨状を少しでも目にすれば、非人道的な悲惨さは心深く刻まれるに違いない。
そんな首脳会談でこれから世界が急激に変わるターニングポイントになるとは期待できないが、何かが少しづつ変わって行く事を期待したい。戦争で核を使用する事は全て自然破壊に繋がる地球全体の問題だと、人間として地球に生存する物に対しての責任があると思います。軍拡は更なる軍拡に通じる負の遺産として後世に危険な贈り物になるだろう。