渡辺一凡のブログ

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 今日は一人で3Dタイタニックを見に行った。最初はペアだらけに囲まれて少し居心地が悪いだが、映画が始まったらすっかり見入ってしまって、気にせずにいられるようになった。


 感想は二つあった。


 一つ目は、やっぱりハンサムな男とビューティな女がペアでいるのは気持ちいいものだ。今年に小学校のクラスメイトが結婚したのを思い浮かんだ。彼は、小学校の時うちのクラスで一番ルックスがいいといわれている。大きくなっても、それに強さを付け加えるだけに、さらに格好いいと言うしかなかった。そんな彼に、嫁さんはどうしても釣り合いがいいとは言えなかった。もちろん、二人の愛を疑うつもりは微塵もないし、心から祝ってるつもりだが、どこかでやはり残念な気持ちが残ってた。僕は完璧主義などではない。ただ、そういうよそから見ても素敵だなと嘆けるペアは憧れて、夢見てるだけだった。


 二つ目は、そんな憧れさせ、心を震わせ、嵐のような恋愛と衝撃な別れ、まるで夢でも見ているような3時間の後、映画館から出て、目の前を過るいつもの風景――ありふれた笑顔、ありふれたおしゃべり、ありふれた動き。夢と現実の区別をつけるには少し時間がかかった。それをはっきりした瞬間、一種うんざりした気持ちが湧きあがった。映画は作り話だとは百も承知だが、それでも、自分が送ってきた退屈な日常に一気に怒りがこみ上げて、今すぐ変えようとする気分だった。


 大人になって、映画は「こんなふうにしたい」とはもう思わない。ただ、「こんな人生もあるんだ」と自分に呼び覚ますことはできるのだ。