いよいよ5月20日に、さだまさしさんのニューアルバム「存在理由〜Raison d'être~」が発売されますが、本日、さださんの会社から見本盤が我が家に届きました音譜

 

 

 

 

表題曲をはじめとする新曲に加え、様々なアーティストに提供した楽曲や「銀河鉄道の夜」のように映画作品のために書いてCD化されていない楽曲を今のさださんならではの年輪を重ねた味わい深い音楽的世界観に再度構築し直して収録した珠玉の13曲が収められています。

 

 

冒頭の1曲「さだまさしの名によるワルツ」は、ラヴェルを彷彿とさせるサウンド感の楽曲で、「えっ!これって、さださんの楽曲?」と驚かれるかもしれませんウインク

 

なんと、芸大の学長の澤和樹さんが、さださんの為に書き下ろした楽曲ビックリマーク

これは、聴いてのお楽しみ。

 

小田和正さんとの幻のコラボレーション音源「たとえば」(さだまさし作詞・小田和正作曲・音楽番組共演楽曲)が収録されているのも貴重です。

 

「ペンギン皆きょうだい2020」は、倉田信雄さんの編曲のアイディアが素晴らしく、とても楽しく聞けますが、詞の内容は、重いという、実にさださんならではの楽曲。

こちらは、オフィシャルYouTubeで可愛いペンギンのアニメーション付きで聴けるのでクリックして観てくださいね。

https://www.youtube.com/watch?v=dIuubDUDGow&feature=youtu.be

 

5曲めに収録されている「桜紅葉」を編曲したのは、河野圭さん。シンプルですが良いアレンジ!繊細で美しいサウンドです。

河野さんとは、この録音で初めてお会いしましたが、彼の父親が作曲家の河野土洋さんと聞き、驚かされました。

なんと私が高校生の頃に通ったヤマハの編曲コースの先生だった人なのですビックリマーク

なんとも奇遇という、嬉しい出会いでした音譜

 

今回のアルバムで私は、13曲中8曲の編曲を担当し、勿論、全ての楽曲を入魂でアレンジしていますが、中でも、アルバムラストに収録されている「ひと粒の麦」には、特に深い想いを込めました。

さださんが、アフガニスタンで無念の死を遂げた中村哲医師に捧げた作品ですが、利他的な精神で世の中に尽くす人を歌い上げた「風に立つライオン」に続く名曲だと思います。

 

2年ぶりのオリジナルアルバム。

是非、お聴きくださいビックリマーク