「第27回国民文化祭・とくしま2012」が9月1日から12月14日まで徳島県で開催されていますが、本日はその中でも最も大きなイベントである総合フェスティバルが皇太子殿下のご臨席を仰ぎ開催されました。

会場となったアクティとくしまのスペースをフルに活用し、大型のLEDのスクリーンに吉野川などの美しい映像を映しながら、秋山和慶先生の指揮による、とくしま国民文化祭記念管弦楽団、徳島交響楽団ジュニアオーケストラの演奏、徳島県合唱連盟、徳島少年少女合唱団、総勢300人の阿波踊り、人形浄瑠璃他、かわいい子供たちの新体操やダンスなど様々な芸能が一堂に会しての総勢1000人による総合パーフォマンスは、圧巻でした!

11月3日の15時5分からNHK総合で放送されます
(私が関わったのは、『祖谷のかずら橋』のオーケストラ用の編曲と第九の第4楽章の改編を担当しました。第4楽章では、ドイツ語詩の歓喜の歌の後、さらに瀬戸内寂聴さんによる日本語詩によって歓喜の歌が繰り返され、その後すぐに終結部に向かうという内容に大胆に改編をしています。出来る限りベートーヴェンの楽想だけを生かしつつ改編を試みました。自分としてはうまくいったかなと思いましたが、どうでしょうか?是非、聞いてみて下さい。




総合フェスティバル観賞時、お隣の席は音楽評論家の諸石幸生さんでした。
帰りの飛行機もご一緒でしたが、昨今の音楽事情など様々なお話をする事が出来て、有意義でした。
写真は、徳島空港にて撮影。