本日は、打ち合わせのためNHKへ行ってきました。

まずは、『名曲アルバム』のための楽曲の編曲の打ち合わせ。 
ビートルズの楽曲で、とてもやりがいがあります。

『名曲アルバム』でビートルズの楽曲は、過去3曲取り上げられたことがあるそうですが、ハイビジョン映像の作品としては、今回が初となるとの事です。
ちなみに『名曲アルバム』は、今年35周年との事。

そして、その後は、『おひさま』の2回目の音楽録音のための打ち合わせがありました。
放送開始は、1週間遅れで、いよいよ来週の月曜日4月4日からスタートです!

今の時期、今回の大震災の結果起きている様々な辛い出来事を日々受け止めながらも、今自分がやるべきことを粛々と行いながら、世相が少しでも明るくなることを考えつつ、復興支援のためにも日本経済が落ち込まない事を大切にしながら積極的に行動していかなければと考えています。

思いやりの心を忘れてはいけませんが、自粛ムードにとらわれ過ぎて国民全体のムードが暗くなることは避けなければならないと思います。

世の中全体の前向きなエネルギーを徐々に高めていかなければならないと思います。

テレビを含めたエンタテインメントの分野でも、その時々の世相や人々の気持ちに配慮した適切な作品やコンサートのプランを積極的に実現化していくべき時だと思います。

私が教えに行っている洗足学園音大では、本来の入学式は4月1日でしたが、4月18日に延期する事になりました。

ごく少数ですが被災地にいる学生に配慮したことが一番の理由とのことです。
しかし学事日程としては、1日から新年度の様々なことが進んで行きます。

18日までの間、大学として学生に対してどのような立場で何を提案していくべきか、様々な会議を通して考え、この大災害の結果にどのように向き合っていくかを模索した結果、様々なプログラムが組まれています。

個人的に私自身が学生に求める事は、義援金のための募金活動やボランティア活動という今すぐに役立つ事だけに目を向けるのではなく、今回の被災の結果、雇用問題なども含めますます深刻化すると思われる現実の中で、将来どのように生きていくのかを真剣に考えながら、その将来のビジョンを頭に置きながら大学で学ぶべき事に全力で向かう事の大切さを自覚してもらう事です。

今後、様々な厳しい状況が訪れる事を覚悟しながらもそれを乗り越えるための方策を大きい視野で考え、未来に向かって積極的に行動していきたいと思います。