渡邊頼純研究会~Financial Times~ -441ページ目
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週刊ニュース EU班 (10月3日~)

・Wednesday, 03 October
Putin hands baton to himself
露プーチン大統領が統一ロシアの党大会で、12月の下院選挙で比例代表名簿の第1位になる意図があると表明。首相になる可能性も。
・Thursday, 04 October
Gazprom says it has deal with Kiev on gas
ウクライナ政府がガスプロム料金未払いのためガス供給削減警告を受けていた問題で、ウクライナ政府が11月1日までに未払い分13億ドルを支払うことで合意。ガス供給削減を回避。ロシアはヨーロッパへの天然ガス供給の安定性を提示。
・Weekend, 06-07 October
Montenegro warned on use of EU currency
EU経済大臣は、モンテネグロが自国通貨としてユーロを使用していることはEU規定に反していると警告。モンテネグロはユーロ紙幣がユーロ圏11ヶ国で流通し始めた2002年にユーロだけを単独で採用。同国はEU加盟の第一段階である連合協定に今月署名する予定。
EU hopes for Lisbon treaty deal
欧州憲法が10月18日~19日のリスボンでのEU首脳会談で承認か。EU議長国ポルトガルが、新条約案を発表。注文の多いポーランドが鍵。
・Monday, 08 October
EU rethink on trade threat to ex-colonies
EUが先月出していた旧植民地諸国がサービス貿易と政府調達を自由化しなければ無関税の特恵貿易をやめるという警告を撤回した模様。WTOのquota-free, duty-freeのルールに当てはまらない比較的裕福なACP諸国に波紋が広がっていた。

週間ニュース  WTO班 (10月3日~)

Strauss-Kahn Focuses on IMF reform(10月2日火曜日)
※3日水曜日以前の記事ですが載せました
IMF次期専務理事ストラス・カーン氏(前フランス財務相)「IMFは世界経済の“憲兵”としてではなく、その正当性と妥当性を回復するために改革をするべきである」「我々が求めるべきはマルチラテラリズムの縮小ではなく拡大であり、IMF体制のよりいっそうの拡大である」


How flexibility can salvage the Doha round(10月4日木曜日) Susan Schwab米国通商代表


先月シドニーで開催されたAPEC会議において21カ国の首脳達は、ドーハラウンド交渉の結論をもたらす努力をすることを誓い、貿易相手国へ呼びかけ。先進国と途上国がドーハラウンド交渉に対して、いとわずしっかり取り組む姿勢を見せることが必要。非常に高い貿易障壁を持つ国々が、ラウンド交渉国によって描かれたマーケットアクセスの範囲内で議論することが重要。



Pressure on WIPO chief after Budget move (10月5日金曜日)
WIPO(世界知的所有権機関)の2008~2009年度予算の承認を米国・ヨーロッパなど先進国諸国が妨げた。カミール・イリドス事務局長の辞任への圧力が狙い(彼はアフリカ・イスラム諸国からは支持)。先進国諸国は、新しい事務局長の選抜を協議するWIPOの184ヶ国を集めた緊急会議を計画中。

UN envoy "encouraged" by Burma's offer of talks(10月6日・7日週末版)
国連ビルマ特使が「軍事政権のスーチー女史との話し合いを持つという決定に慎重ながらも励まされた」と言及。しかし、反体制活動家はこの軍部の条件つき提案(国営テレビでも流された)を国際社会を欺くためのものだとして却下。


週間ニュース 中東・アフリカ (10月3~9日) 

  • Wednesday October. 3

China backs Sudan’s $300m Darfur payment

元アメリカ大統領のJimmy Carter氏は、「スーダン政府によるダルフール紛争での補償のうち、2億ドルは中国からのローンによって賄われることになる」と発言。



  • Thursday October. 4

G8 firm on Africa development aid

→ドイツのメルケル首相がアフリカ外遊の第一弾としてエチオピアに出発。アフリカ発展の為には、G8を中心とした持続的な援助が必要である、と強調。

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