―――――7月27日
物語の始まりは、うずしお旅館から始まった


・・・ガタンゴトン・・・ガタンゴトン
「あと何時間で着くんだ?」
斉藤は疲れた顔で言った
「さぁ?もう少しじゃないかな?」
俺は、窓の外を眺めながら言ったあと
「たぶんだけど」と続けた
「・・・そうか。ダリィけど計算すっか・・・」


・・・・ごそごそ


「あ、メモ帳忘れた・・・ま、いっか。そのうち着くだろ」
そう聞いた俺は、「ブッ!」と吹き出してしまった
「まぁ、そうだな、そのうち着くだろ」
俺は、笑いながら言った


 -数分後-


「・・・予想ではあと2時間くらいだな」
そう言うと斉藤はDSを取り出した。

「ぷよぷよで通信しようぜッ」
「そうだな、ぷよぷよするか」
そう言って俺は、バックからDS取り出した

「あっ、いっけぇ通信ケーブル忘れちまったな…」
斉藤は、バッグを漁りながらそう言った

「ばっか、お前、DSはワイヤレス通信だろ」
俺は、すかさず言ってやった

「そうだったな。ッフ まぁボケてやったんだけどな。」
斉藤は鼻で笑った

「本当か?嘘じゃなくてか?」
俺は、疑いの目を斉藤に向けた

「冗談だよ」
半笑いしながら俺は、直ぐに言った

「さっさとやろうぜ」
斉藤は、そう言って対戦を始めた


-数時間後-


「阿祖子野海峡駅~阿祖子野海峡駅~」
斉藤と俺は荷物を持って電車を降りた