こんにちは。伏見美帆子です。

アラカンオンナが、
感じるままに綴るブログです。

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その道を極めている人って、

日々、精進している。

これで良いかという甘えや妥協が

自分自身に対してなく、

さらに、ご自分の意識や有り様を

俯瞰して見ることができるのだと、

そんな方にお会いして

しみじみと感じたのだった。

夏になると、なんだかご縁が多くなるワタシ。

昨年の夏も、

新たな出会いが多くあり、

そのご縁で今年の夏、

着付けの先生とお知り合いになれた。

随分前から、夏になると

浴衣を着たいなぁと、思っていた伏見。

ドキドキしながら、

アラカンの手習いで、その先生から

浴衣の着付けを教えていただくことになった。

なんせ左右盲。

右と左がごっちゃになるワタシは

動画など見ても全くわからなくなる。

と言うわけで、先生にお願いして、

zoomなどではなく、

リアルで教えていただくことに。

その先生は、

着付けのプロの相沢杏果先生。

着付け師　相沢杏果 | ララ・コンシェルジュ

lala-con.com

お着物を愛し、

実は音楽も嗜み、

猛暑の中、畑仕事もこなしてしまうような

バイタリティある女性。

そんな杏果先生に、

手取り足取り教えていただく。

ワタシの中では初めてのことばかりで

着物の各部分の名称もわからず、

アタフタと、それでも優しい杏果先生

そんな時、

襟を整えているところで、

先生はおっしゃった。

襟はその日の気持ちのバロメーターなの。

気持ちがグラグラしている時には

襟が決まらない。

左右どちらの角度がおかしいか

わからなくなるの。

気分がいい感じだとピタっと決まるのよね。

素人にとっては

全ての着付けがまだまだ難しいが、

そういえばやはり、

着物を着ている人を見る時、

もちろん着物や帯の柄もみるけれども

襟元は

どうしても視線が行くというもの。

綺麗な襟元は

和服や洋服問わず、

洗練された雰囲気になる。

和服の場合、

襟元は自分で調整して着付けていくのだから

気が抜けないところでもあるし

その日の気分によって

変わってしまうのもあるのだろうなぁ…

襟の調整をしてくださる先生と、二重顎のワタシ🤣

そういえば、

「襟が決まる」って、

先生はおっしゃっていたけれど

「決まる」と言う言葉には

不確か、未決定だった物事がはっきりして、動かない状態になる、定まる。

と言う意味の他に、

ある事項に対する人の心情がはっきりする

という意味も。

襟が決まるという言葉には、

襟によって

その人の心情がはっきりするという意味も

含まれているのだわと

感慨深い伏見…。

ご自分の有り様を、

着付けで知る。

襟で知る。

鏡の中の自分を俯瞰して見る。

そして全体をフラットに見る。

道を極めてらっしゃる先生だからこそ、

そうやって日々精進しているのだなぁ…

四苦八苦してようやく着た、いや、着せていただいた浴衣で杏果先生と共に。

家に帰ってから

撮った動画を見ながら必死になって

汗だくで練習しているが、

まだまだ襟元だけではなく、

全ての作業がドロドロ状態。

全体の流れが少し分かった程度で、

また着付け二日目、今週も行って参りまする。

杏果先生、ありがとうございます。

そしてまたよろしくお願いいたします。

目指すは、

9月の氏神さまのお祭りに、

一人で浴衣を着付けて出かけることですん🎶

これは先生が着付けてくださった、

レッスンの時の写真。

まだまだ道は遠い…

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