【blog】冷戦と、バンドCHROCOのこと。 | こよいもべっぴん

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ワタナベミユキ(CHROCO) OFFICIAL BLOGです。

ひとりをやめて、バンドを始めて、
楽曲は編曲でものすごーく生まれ変わるのだなぁと
某氏に「mellow」の収録曲を編曲して頂いたときにも、同じことを思ったなあ。

3月7日に初めて人様の前で演奏した曲、そして2月CHROCO TV!!のBGM「冷戦」ができて、こんなことを深く思いました。

CHROCOの歌詞はいまのところ、全てわたしが書いているのだけど、毎度毎度人様のジャッジが怖くて楽しみで、やはり怖いです。
ベース、カワイアサコ氏は「冷戦」の歌詞をどえらく気に入ってくれたみたいで、わたしはそれをとても嬉しく感じていて、同時にまだ言葉を並べることができるのだということに安心もして、やはりひとりの世界で生きるのは、わたしには自由すぎることだと思ったんです。

バンドは楽しいし、やっていなくてやりたいことがまだまだ沢山あるなあと感じています。


今日の机上作業が終わったので、これから気になっている映画でも借りにいこうかなと。
バーテンダーとして大変いまさらなのですが「カクテル」借りてきます。笑


『冷戦』

品のない唇の奥で舌は探している
眉間の少し上のほうで 次の弾を
小さな世界は日々冷戦を越え 手を取り合うことも忘れたよう

ただ想像するだけで
例えば一度開いたなら溢れだして止まらない状況に

立ち尽くす君が見えるよ

溜っていたの 生まれてるの 枯渇するの また潤すの
森羅万象 あらゆるものが身体を巡るよ オートモード
ああ 待っていたの 白と黒のどちらかに行く瞬間は今だけ
次回に期待していられるか
これ零したら二度と来ないから


意識を宇宙に飛ばして 視線を縛る路傍
放っておいてもあらわれる波風

乗ってやろうじゃないの

黙っていても わかってしまう 枯渇してゆく瞬間の連続
およそ正解の嫌な予感が身体を巡るよ

溜っていたの 生まれてるの 枯渇するの また潤すの
森羅万象 あらゆるものが身体を巡るよ オートモード
ないものねだりの愚かさに嫌気ばかりが差しながら
何を変わらない幸せをひとつ投げ捨てた


お終いと始まりを拾ったよ。


【CHROCO TV!!】2014年2月放送分


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