きっと母親になるってこういうこと。

ひとりの人間だけど、ひとりの女性だけど・・・・今はとにかくひとりの母親。

なんとなく家事をしても、買い物しても、育児だけは適当にならないようにちゃんと考えてしっかりね。

「母親らしく」という気持ちがきっと自分自身を素敵にしていく。

OJTで学んでいく子育て哲学。

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9ヶ月経って考える②

仕事をしているときは本当に忙しく毎日15分単位ぐらいで動いていました。

朝出勤して、気がつけば昼食も食べないまま「(お昼の)2時だ~!」なんてことも多々ありました。18時終了予定が20時21時ってこともざらだし。

一転、専業主婦になってみると時間の使い方が見事にかわるものですね~。

おそらく私が怠け者なんでしょう。

1日予定がない日というとみごとにダラダラとテレビつけっぱなし、お昼ご飯作るのも面倒くさいし、昼寝して、あ~もう夕方だ・・・なんて過ごし方をして「あぁ、今日はダメ人間な1日だったな」と寝る前に深く反省するのです。妊娠中からここ最近までそういう生活続けてましたから。もちろん子育てはちゃんとしてましたけど、比較的メリハリというものがなかったですね。


そこでこの9月から、もはや携帯しなくなっていたスケジュール帳を復活させました。


もともと小さい頃から計画を立てるの大好きな私。

小学校の「夏休みの友」も最初のページの計画欄はバッチリ。

受験勉強も毎月の学習計画、毎週の学習計画、今日の時間単位の学習計画。

それはそれは細かく立てていたもので、計画倒れになることもとても多いのですが、しかし計画を立てることは自分を管理するためにとても有効です。


久しぶりに開くスケジュール帳に久しぶりに予定をぎっしり埋めることにしてみました。

人と会う約束をしたり、電車に乗って外出したり、だけに限らず、家の中のことも、例えば寝室を掃除する曜日、キッチンをキレイにする曜日や子供と真剣に遊ぶ時間などなど設けてみたのです。

予定が決まればしめたもの。

スケジュールの立て方はあとあと記事にするとして、予定がそれなりに埋まると「あぁ私って忙しい」って久しぶりに張り切ることができました。


スケジュールを立てるとその中で必ず空いた時間があることに気付きます。

けっこうあるんです。自分に使える時間。

そこからじっくりと考え始めました。


これから自分がやりたいこと。

子供とのかかわりかた。

3年後の自分。


そして少しずつ見えはじめました。

9ヶ月経って考える①

娘はもう少しで9ヶ月。

私の場合最近になってようやく、毎日の生活について、子供について、自分について考える時間を持てているように思います。


4月に夫の仕事の都合で家族で東京に引っ越してきて、はじめての土地での子育て、預けるあてもなく、人が多い中にベビーカーででかけるタフさもなく、最近まで散歩や買い物に出ることはあっても、ほとんど子供と二人家にこもった生活をしていました。

1日中夫以外に話す相手はいない。そうなるとだんだんと溜まってくるストレスは自然と夫に向けられ、だけど自分でくだらない愚痴だとわかっているので胸にとどめて我慢したりして。

そんなときに考えるのは「あー、仲のいい友達はみんな毎日働いて、デートしたり好きなもの買ったりしてるのに、私はなんて地味に暮らしているんだろう・・・」

こういう感じで軽い鬱の期間だったと思います。


もちろん毎日日々変化する子供の成長を見られることは嬉しく幸せなことだけれども、それだけでは物足りなく、力がありあまっているように感じていたのです。


このままではいけない。

そう思いました。もちろん他人から見ればいけないわけではないのです。きちんと家事して育児して。手を抜いていたわけではないから。

だけど自分の中で毎日をおもしろいと感じていなかったのです。自分がそうだから、きっと子供にとっても魅力ある母親になれないし、夫にとっても魅力ある妻でいられないと思いました。


②へ続く

私はこういう者です。

私は今年1月に25歳で出産しました。(現26歳)

結婚したのは去年の7月。同棲をはじめてから3ヵ月後に妊娠発覚。

同棲をはじめる時には私なりに「将来この人と一緒になる」というそれなりの覚悟があり、きちんと親にも承諾を取っていたので、ひとこと「できちゃった結婚」とは言い切れません。しかし、周囲を驚かせた突然の結婚・妊娠でした。

その頃の私は社会人3年目、転職して1年たたない頃で仕事は乗りに乗っていた時期でした。結婚どころか自分の人生の目標もぼんやりしたままがむしゃらに仕事をしていた毎日だったので、結婚して母親になる=自分の人生が終わる気がして正直すごく戸惑いました。

結婚というのは自分で時期を決めてするものだと思っていたし、それは私にはまだずいぶん先のことで決して今ではないと思っていたからです。


けれども私が感じたのは「迷い」ではなく「戸惑い」です。

(どうしよう、まだ母親になるほどの器はない・・・まだ遊びたい・・・留学もしたい・・・もしかしたらもっと私にふさわしい男性が現れるかもしれないのに)と心の中にわずかに邪念があらわれましたが、例えば子供を諦めるか、そんなことはまったく考えませんでした。


私の尊敬する人が、「『できる』か『できない』を考えるよりも、『できない』を捨てて『できる』ことだけを前提に考えていくと『どうしたらできるか』に思考が働く」と言っていました。


その考え方は今の私をとてもポジティヴにしていて、

結婚した、母親になった、独身の頃に比べて行動範囲が狭まった、自由時間がほとんどない、使えるお金が限られている、というゆるぎない現状の中で、じゃあどうしたら充実した人生を送ることができるのか、ということを日々考えています。


その考えは多大なプラスの力を生み出し、結婚前は「人生の終わり」のように感じていた母親業をとても楽しくエキサイティングなものに変えてくれました。


長女が誕生して9ヶ月。

私の周りはまだまだ既婚者・子持ちは少なく、ここまで辛いこともたくさんありました。

育児書には子供のお風呂の入れ方、離乳食の作り方は教えてくれても、母親である自分自身の気持ちをコントロールする方法は教えてくれません。


せっかくブログをはじめるならただの育児ブログではなく、母親の自分を育てていく内容にしていきたいと思います。このブログを読んでたくさんの人が母親業を羨ましく思ってくれたらいいな、と願います。