星が見たくなって空を見上げる
そこには申し訳ないほどに
転々と散らばる奴らがいた

田舎に住んでいた頃は
いつでも空一面に
奴らはひしめき合っていた

ある宇宙飛行士は言っていた
「宇宙からみた地球で日本が一番明るい」
星が見えないほどの夜なんて
思えば全く健全じゃない

都会を歩くといつだって
見たくもないものまで飛び込んでくる
本当に見たいものは
そのギラギラにかき消されて

誰かの欲の固まりは
またそれを超える欲を生む
みんなの利益を口実にして

偉い人たちは口を揃えてこう言う
「全ては未来の子供達のために」
ならば返していただこう
どこにいたって星が見える夜を