本國寺(宮谷県庁跡)
明治元年(1868年)7月、明治新政府から安房上総知県事とし久留米藩
士柴山 典が任命された。
明治元年12月、本町宮谷の本國寺に知県事役所が置かれ、翌明治2年(1869年)2月宮谷県が誕生した。
宮谷県の管轄地は、藩領を除く幕領・旗本領で、旧安房、上総を中心て、
下総(匝瑳・海上・香取三郡)、さらに隣の茨城県の一部までに及び石高は、約37万2千石であった。
明治4年(1871年)11月、県の統合により木更津県へ統合するまでの2年9ヶ月間、本國寺は県政の表舞台となった。
昭和29年(1954年)、県の史跡に指定されている。
★年代=明治時代
★場所=大網白里町大網3002番地
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