新入学の季節ですね。

ご入学おめでとうございます(・∀・)

 

 

さてさて、ミシンには「家庭用」「職業用」「工業用」と3分類ありますが…

 

一般に我々が買えるミシンは「家庭用」と「職業用」の2分類となります。

(工業用ミシンってのは、200ボルトの電源に繋いで服飾工場とかでガンガン動いている奴ね、一般家庭に置いたら床が抜けるかもよw)

職業用ミシンとはなんぞや?のお話は以前書いたので、ここでは割愛しますね。(^ν^)

 

 

ところが…

ミシンの針は「家庭用」と「工業用」の2分類なんですねぇ(;^ω^)ヤヤコシ

 

いわゆる平針と丸針の2種。

平針が家庭用丸針が工業用

 

 

家庭用ミシン針(平針)工業用ミシン針(丸針)のメリット・デメリット」

 

針の強度で言えば断然丸針なんです。

 

平らな面がある平針は、負荷が平らな面の両端に集中してしまい、そこが破断の原因となって折れますが、丸針だと負荷がキチンと分散されますので、強度を保てます。

 

ミシンのパワーが強力な職業用ミシンだと、この針にかかる負荷は無視できない問題です。

 

でも…丸針は…向きがよく分からん(´・ω・`)

間違った向きで付けると、そりゃ折れますがな…

 

家庭用ミシンに使う家庭用針は平らな面があるおかげで、まず針の取り付け向きを間違えることはないでしょう。(・∀・)

 

で・・・これからオススメする2種の職業用ミシン

方や丸針、方や平針となっています。

 

今、説明した「家庭用ミシン針(平針)と工業用ミシン針(丸針)のメリット・デメリット」を吟味の上、自分にあった職業用ミシンを選んで下さいね(・∀・)

 

(まぁ、目の悪い人とかオッチョコチョイな人は平針かな?)

 

以下、専門学校入学者向け

(学校でミシンの事を教えてくれる先生がいるので、一般家庭向けとちょっと違う視点でご紹介、余計な機能は値段に響くので学生向きじゃないという視点)

なるべく安く、しっかりした二つの職業用ミシンをチョイスしてご紹介。

 

 

丸針:工業用ミシン針を使う職業用ミシン(定番)

 

JUKI シュプールTL30

JUKIシュプールTL30は、専門学校生徒向けで鉄板中の鉄板機種。先輩もみんなコレです(・∀・)

基本はココからです(・∀・) 知らない人はいない、そんな有名な機種です。

 

余裕があれば、

この、サブテンション仕様に変更のオプションがオススメ(・∀・)

(後からでも変更出来ますが、部品買ってきて自分でやるか、販売店に持ち込んでやってもらう手間がありますので、最初に買う時にやっといたほうが良いと思います)

 

ひとことで言うと、家庭用ミシンの「自動糸調子機能」にあたります。

 

糸案内とは、糸をループ状に掛けることで、糸のよりを防止する役割となる部品です。

 

従来の糸案内には穴が3箇所開いており、糸をループ状に2周から3周掛けて使用しますが、レジロン、テトロン、ステッチ糸(太い糸)などは糸のよりが強く、糸案内ではよりを押さえることができない材質の糸もあります。

 

その場合の症状として目とび、糸絡み、裏面の糸が浮くなどが発生します。 ミシン自体の故障では無く、糸のよりが原因となる場合が多々あります。

 

このサブテンションセットには、ミシン本体に、糸案内+糸調子(サブテンション)を弊社で装備いたします (お客様にて設置する手間はございません) ので、糸の太さ、材質を問わずスムーズに縫うことが可能です。

 

 

 

平針:家庭用ミシン針が使える職業用ミシン

 

ブラザー ヌーベル270

これまた有名な職業用ミシンの入門機。

家庭用ミシン針が使えるという特徴を持っています。

 

また、フットコントローラーが大きめで踏みやすい、傾斜角が浅く細かい操作性の良さ等、初心者向けの工夫がしてあります。

 

 

 

こちらもサブテンション仕様に変更が可能です

(後からでも変更出来ますが、部品買ってきて自分でやるか、販売店に持ち込んでやってもらう手間がありますので、最初に買う時にやっといたほうが良いと思います)

 

いわゆる…堅実なJUKI 優しいブラザー と言った所でしょうか(;^ω^)

 

このミシン針の違いというのは、使い勝手にも影響しますので、よーく考えてくださいね(・∀・)

(あと、ミシン針の種類のラインナップも、家庭用ミシン針と工業用ミシン針では異なってきます)

参考

すごいでしょ、色々な用途に合わせた様々な刃の形があります。

一般に、工業用ミシン針の方が種類が豊富で、目的に特化したものがあります。

 

余談ですが…

家庭用ミシン針には普通、"HA×1 #11"というような表記がされています。


"HA"は、家庭用ミシン針であることを示しています。
"H"は、"for Home use"の略で、"A"は、開発順位を表しています。
さらに"×1"は、その中でも一番最初に実用化されたものということなので、
"HA×1"で、"家庭用ミシン針のAタイプ、実用化第一号"という意味になります。


現在使われている家庭用ミシン針はほとんどが"HA×1"なので、家庭用ミシン針と言えばHA×1と覚えておけば良いです。

#11は、針の番手、つまり針の太さを示しています。

針の太さは#9~#16まであります。
(稀に#18があります。)
針の番手が小さいほど薄地向きで、大きいほど厚地向きです。

 

針の太さの番号の後ろにアルファベットが振られている場合は、コーティングや特殊用途を示すものです。

 

 

おっと脱線しました(;^ω^)

 

で、職業用ミシンの他にロックミシンも必要なのが専門学校(;´∀`)

 

今までは、トヨタやJUKIや…もろもろの低価格帯ロックミシン(これがまた使いにくい)を先輩たちは買っていたのですが…(´・ω・`)

 

以前、紹介した通り

ベビーロックから新開発で低価格帯のロックミシンが出たんで、それを強烈にオススメしときます( ー`дー´)キリッ

 

ベビーロック エクシムロックES4D

 

このロックミシンの説明は、前々回の記事で紹介してあるので、割愛しますね(・∀・)

 

 

なので、オススメの組み合わせは

JUKI シュプールTL30 + エクシムロックES4D

ブラザー ヌーベル270 + エクシムロックES4D

いずれの職業用ミシンもサブテンション機能への変更(だいたい6,000円位の出費)をオススメしときます。

 

もちろん、これより上位機種を買う余裕があるなら、それはそれでOKです(・∀・)

 

 

追記) 間違ってもハイパワーな職業用ミシンに百均ショップの粗悪な針は使うなよ(´・ω・`) 一発で折れるからw オルガン社製のシッカリしたミシン針を推奨します。

 

 

最後に…この間撮ってきた桜の写真でも…(;^ω^)ノシ