僕には自慢の彼女がいた。
周りからもかなりの人気を誇っている。
周りといっても、地元とかのレベルではない。
日本、いや世界でも人気がある。そういうレベルだ。
彼女は石原さとみ。
今日はデートの日で、いつもは車で出かけているが、今日は自転車で家の周りを探索しよう。と、言ってしまえば小学生のような遊び方だ。
もちろん彼女は日本を代表する女優なので、目立たないように頭を白い布で被せ、サングラスをして出かけているようだが、それがまた目立つと僕は思っている。
自転車に乗り、到着した場所は近くの博物館。
大きい扉を開け中に入る。
入ると休憩スペースがあり、すでにそこには人が多くいた。
彼女に強引に手を引っ張られながら、休憩スペースを抜けた。かなり視線は感じた。
さまざまな展示品を見て、なにも喋らず博物館を出た。
自転車に乗って次の場所に向かう途中、
彼女の石原さとみは、僕に、
「次どこいく?」
僕は「ビーチ行こ・・
そのセリフを発した瞬間、僕は現実に戻された。
幸せだったのか、ふいに笑みがこぼれた。